妖怪達との日常生活。［妖怪ウォッチ,シャドウサイド］ (ページ15)

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65.妖怪達のドッキリI（リクありがとー！）ページ15

朱雀side

白虎が話があると言って来た。
まぁ…白虎の話す内容など……

白虎「朱雀！Aにドッキリ仕掛けてみようぜ！」

朱雀「……ドッキリ…？？」

白虎の言う事など、ほとんどが子供のようなものだ。

……剣武魔神の中で一番若いと言うのもあるが。
白虎はどうやら、ここの世界のドッキリ番組？というのを見て、やりたくなったらしい。

朱雀「…それで我に手伝って欲しいと。」

白虎「なぁ～頼むぜ朱雀！頼みを聞いてくれるのは、剣武魔神の中でも朱雀だけなんだからよぉ～！」

朱雀「…わかった。でもドッキリの内容はどうするつもりだ？部屋が散らかったり、この屋敷が壊れたりなどとすると大変だぞ？」

白虎「そーだなぁ～、朱雀何か良い案あるか？」

朱雀「考えてなかったのか…」

白虎の自室(元屋敷の空部屋)で考えること数分。

［コンコン］
急にその様なノックが聞こえて来た。

白虎「入ってくれ！」
朱雀「「入ってください」だ……」
すかさず、白虎にツッコミとやらを入れる。
白虎はその様な言葉は耳には入れていない様だが。

カイラ「失礼するぞ。」
フクロウ「お邪魔します…」

そこに入って来たのは現妖魔会の大王と、酒呑童子の部下だった。

白虎「Aって、屋敷に居なかったか？」

フクロウ「Aさんなら、学校ですが…」

朱雀「朝言っていただろう、猫頭。」

白虎「ごめんごめん！朱雀、フクロウ！」

Aは今日、最後の学校なのだ。
明日からは夏休み…というものだと思うのだが、

A『明日から、夏休みとか……小学校に戻りたい…いや、やっぱいい…』

と、廊下で歩きながら独り言を言っていた。
高校生とは、大変なものなのだな。
そう感じながらすれ違ったのを思い出した。

こやつ(白虎)も高校に行ったらどうだ…
我はそう思った。

カイラ「それで、白虎、朱雀よ。話したい事があるのだが…」