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女の子たちが帰ったあと、イヤホンを付けて音楽に浸った。
…そうそう、言っておくけど私はマークのことを眼鏡時代から好きだ。もちろん、恋愛の意味での好き。
マークがモテ出したのは高二に上がった時にコンタクトに変えてから。
正直、あの顔面を女の子たちが放っておくはずが無いのに、高一の頃は眼鏡がそれを隠していた。
高一で私とマークは同い年で、前期の途中で隣の席になった。
最初の印象は、いつも分厚い英語の本を読んでいる子。
マークは、韓国系カナダ人だし母語が英語で。
私は幼い頃に少しだけイギリスに住んでいた経験があるけど、それからは勉強して得た英語力だったから、その分厚い本をスラスラと読める姿に憧れを持っていた。
MK「…どうかした…？」
『…あ、いや』
ずーっとその本を眺めていたから、鈍感っぽいマークでもさすがに気づいてしまって。
すると私の視線がずっとその手元にある本に向けられていたと分かったようで、パタンと本を閉じると、これ？とその分厚い本をヒラヒラさせた。
『ごめん、なんか気になっちゃって』
MK「はは、これ面白くて何回も読んだやつなんだけど、そんなに興味あるなら貸そうか？」
『…でも難しそう』
MK「難しいところは教えてあげるから、いつ返してもいいし」
ぽんっ、と私の机に置かれたその本。
それが、私がマークへ関心を持つようになる大きなきっかけとなった。
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ちょんぽむ(プロフ) - 美咲さん» えーありがとうございます🥹💚こっちは結構時間出来た時にふらっと書きに来てるので不定期で申し訳ないです😭頑張って更新頻度上げてみますね！改めてありがとうございます🥹💕💕 (11月19日 23時) (
レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 更新有難うございます😭💦 すごく楽しみにしてました！ (11月19日 23時) (レス) id: 2ade8426d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年10月19日 22時
