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と、ここで聴いていた音楽がプツリと止まった。
『…マーク、』
MK「お待たせ、早く行こ」
スマホの音楽を止めたのは、委員会のお仕事を終えた彼氏さん。
今日は何聴いてたの？今度俺のプレイリスト送るからそれ聞いて待っててよ、と言いながら私のカバンを持って教室を出ていく。
『待った、マーク』
MK「ん？」
エギ、どうしたの？なんて頭を撫でてくるマークの手を取って、その頬っぺを思いっきり抓った。
MK「痛っ、何？！」
『私と付き合ってることは誰にもバレないようにって言ったのに…！』
MK「言ってないよ？！」
『言葉を間違えた…彼女いるってことも内緒にしてないと、女の子たちの詮索が始まるんだから…！！』
そう、私とマークが付き合った時に結んだ…いや、結ばせた約束。
「絶対に付き合ってることは内緒」というものだ。これが嫌ならモテる自分を恨んで、と言ったら、渋々受け入れてくれた。
MK「大事な人がいるってことくらい別に…」
『マーク、あなたは自分が思っている以上にかっこいいし誰にでも分け隔てなくかっこいいし、天然タラシだからモテるわけで…』
MK「かっこいい？笑」
『…かっこいい』
するとその言葉に嬉しくなったのか、私の頬を両手で包むと、そのまま長い長いキスをされた。
『…学校での過度なスキンシップは禁止、』
MK「好きだから仕方ないよ、後、可愛すぎるから」
『それ言えば全部許されると…』
MK「別にそういう意味じゃ…ねえ誰も居ないからもう一回、笑」
誰も居ない教室で、夕日に照らされた影が重なる。
…ちなみに私が彼女だとバレる日は、そう遠くは無かった。
『…ねえ校庭の人がこっち指さしてる、』
MK「気にしないの、」
『私が気にするの…！！』
end.
.
終わり
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ちょんぽむ(プロフ) - 美咲さん» えーありがとうございます🥹💚こっちは結構時間出来た時にふらっと書きに来てるので不定期で申し訳ないです😭頑張って更新頻度上げてみますね！改めてありがとうございます🥹💕💕 (11月19日 23時) (
レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 更新有難うございます😭💦 すごく楽しみにしてました！ (11月19日 23時) (レス) id: 2ade8426d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年10月19日 22時
