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ある日のこと、いつものようにアンケート用紙を回収していた時だ。
イテヨンはいつも隅で静かに外を眺めたり、音楽を聴いていたり、お菓子を食べたりしていて。
その日はお菓子をもぐもぐと食べていて、そう、そのお菓子がきっかけとなる。
『イテヨン、アンケート用紙回収してて、』
TY「ああ、ちょっと待って」
そう言ってイテヨンがカバンからファイルを取り出している時のこと。
ふと見慣れた、そしてこの国ではあまり目にすることの無いはずのお菓子が目に入る。
『…たけ○この里、』
TY「…え、今なんて、」
『あ、ごめん…ちょっと目に入っちゃって、』
イテヨンは大きな目を更に大きくして私を見た。
…え、何？
TY「これ、知ってるの…？」
『あ、うん…日本に居た時によく見たから、』
TY「日本に居たの？！」
『…その、お母さんが日本人で、小中学生の頃、日本に居た時もあって…今でも長期休みになると日本にいることもあるの』
…って私、何を長々と話しているんだ。
という私の考えとは正反対に、イテヨンはその目を輝かせる。
TY「これ、やっぱり日本で有名なんだ…日本人の友達が、この前日本に帰った時のお土産でくれたんだ」
『へえ、でもせっかくならきのことどっちもくれたら良かったのに』
TY「きのこもあるの？」
『うん、き○この山っていうのもあって、日本ではたまにどっち派？って聞かれるよ』
すると、そうなんだ…と目を輝かせ続けた。
…あれ、全然この目怖くない。
…じゃない、いつまで話し続けてるんだ、私。
『…あ、アンケート用紙ありがとう、じゃ、』
TY「ま、待って…！」
パシっ、とイテヨンに腕を掴まれる。
…イテヨンに腕を掴まれる？
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TY「その、日本語…出来るの？」
『…まあ、一応』
TY「じゃ、じゃあ…教えて欲しい…！」
さて、そのキラキラな目で言われて、誰が断るだろうか。
うん、と頷けば、とても嬉しそうにした。
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ちょんぽむ(プロフ) - cookyさん» ありがとうございます！数年後…って言うほどでもないんですけど、ウィンウィンとのお話書いたので是非…🥹💚 (10月17日 18時) (
レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 那鶴さん» ありがとうございます！ウィンウィン公開したので是非…🐣🌷 (10月17日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - りりさん» ジェヒョンくんお待たせしました🥹💕 (9月28日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - Jiaさん» コメントありがとうございます！是非楽しんでください🥹🍑 (9月28日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - ゆさん» コメントありがとうございます！ジェヒョンさん楽しんでくださいませ…🍑 (9月28日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2022年10月2日 16時
