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noside
するとその時、花輪の乗っているトラックにいる屈強な男があることに気づいた
「！花輪社長、我々以外の車が
そう、花輪と六美の乗っているトラックと、その周りについて走る五台のトラックを除き
全ての車がなくなっていた
《四怨と熾羅に信号やカーナビにアクセスして一般車両を排除して貰った。これで
二刃《理由は明快だろう？》
そして同時に、トラックの真上には四怨の操作する各自ドローンで宙にいる夜桜家のスパイ達が
家族に手を出した愚か者達を見下ろしていた
弟妹達を率いているのは、重力を無視したように一つのドローンの上に立つ
桜の模様の狐面をした夜桜家長女、夜桜零月である
『あんた達を、心置きなくぶちのめすためだよ』
沸き立つ怒りを外に漏らすことなく穏やかな様子の零月
しかし左手は自身の刀に触れており、いつでも斬れる準備をしている
『護衛は五隊。他は一人一隊で私達がやるから、二刃は本命をお願いね』
二刃「任されたよ」
やる気に満ちる二刃達と対照的に
次男の辛三は泣き言を言い出してしまう
まぁこれにも慣れたものだ
辛三「えぇ！？たった一人で！？や、やだ無理怖い…！！」
四怨「今ので仕事前の泣き言五千回突破だおめでとう」
『寧ろ一人一隊なんて過剰戦力なんだけどね(笑)』ﾌｯ
そう言うと零月は右手も刀の持ち手に添えて、鯉口を切る準備をし
四怨が携帯を操作すると
四怨と零月以外の四人はドローンから下りて降下し始め
零月は花輪の乗るトラックの後ろを走るトラックに目を向けるとドローンの背を軽く蹴り
一瞬で後方のトラック一台の前に降り立った
それを理解した花輪はマイクで他トラックへと伝達を行った
花輪「全小隊「夜桜」が来たぞ。気を引き締めてかかれ」
『“水の呼吸 肆の型____【打ち潮】”』
地に降り立った零月がトラックを瞬きの内よりも速く流水のごとき剣技でこま切れにするのと
花輪が全小隊に伝達を行ったのは
殆んど同時のことであった
辛三のみが悲鳴を上げながら各自トラックへ向かい下りていくのを
零月はにっこりと笑って見ると、地を蹴り空気の揺らぎすら起こさず一瞬で移動した
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三月の専属ストーカーなつめみく - 長女だからか分からんけど零ついてるのいいですね() (10月25日 9時) (
レス) @page11 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - テナーさん» ありがとうございます！ (2021年10月10日 10時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
テナー - めっちゃ好きです！更新頑張ってください！！ (2021年10月9日 16時) (レス) @page47 id: b666961d78 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - スピカさん» ありがとうございます。更新がんばりますね (2021年10月5日 19時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - 控えめにいって最高です！これからもおうえんしてます！ (2021年10月4日 21時) (レス) @page46 id: f5f59843ea (このIDを非表示/違反報告)
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