誘拐事件 ７ ページ10
出久side
[ぼくたちは、おつかいのかえりにさらわれました。そのあと、こせいでねむらされて、きづいたらあそこにいました。そのあと、オークションにだされました。はんにんがAのめがみたいといって、ぬのをはずしたときに、Aがこせいでみんなをまひさせました。そのあと、がんばってにげて、でくちがちかくなったときにばくはつがおこりました。Aがぼくをかばってくれて、にげたところであいざわさんにあいました。]
長い文を書いて疲れた…。
「そうか。…犯人の顔とかは覚えているか？捕まえたヴィランの話だと、幹部の連中は逃げたらしいんだ。」
[きんぱつとくろいめの「うこん」っていうしょくしゅのはえたひとと、くろいかみとくろいめのピアスをつけた「さこん」っていうひとが、ぼくらをさらってうろうとしてました。「サーカス」っていうところのひとだっていってました。]
「個性までわかってるのか。」
相澤さんが驚いてる。
[「さこん」っていうひとは、めをあわせてこえをきくということをきいちゃうこせいです。たぶん。そのひとに、ぼくもAもねむらされました。]
「そこまでわかってるのか！凄いな…。」
誉めてもらえて凄く嬉しい。
[Aといっしょにかんがえました。]
「んん…。」
僕がそう書いたとき、Aが目を覚ました。
「兄さん！」
Aが勢いよく抱きついてきて倒れそうになったけれど、相澤さんが支えてくれた。
「…ありがとう。」
Aがぽつりと相澤さんにお礼を言う。
そのとき…
「ヘイヘイ！目は覚めたか！」
金髪の人…プレゼントマイクさんが入ってきた。
思わず僕もAも相澤さんにしがみつく。Aはきちんと左手で掴んでる。
「おい。びびってるぞ。うるさい。」
「わ、わるかったから、そんなに怯えないでくれよ…。」
プレゼントマイクさんがしょぼんとしてる。
「とりあえず、その子達は入院だ。親はまだ見つかってねぇよ。個性も名前もわかんねぇから探しようがなかった。」
僕たちに配慮してくれて、プレゼントマイクは音量を下げてくれた。
「個性はわかったぞ。弟は緑谷A。個性は龍。兄は緑谷いずく。個性は…なんだ？」
「兄さんは無個性。病院で、診断された。」
Aが答えてくれた。その間に、僕も文を書く。
[ぼくは、Aにたいするひとじちとしてゆうかいされました。]
書いた紙を相澤さん達に見せると重い雰囲気になってしまった…。
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皐月(プロフ) - 刻ノ瀬月乃さん» ありがとうございます。頑張ります。更新はもうちょっと待ってください。 (2019年4月24日 7時) (
レス) id: 4b5b414424 (このIDを非表示/違反報告)
刻ノ瀬月乃(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年4月24日 0時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2019年3月10日 13時
