誘拐事件 12 ページ15
「と、とりあえず、二人は入院だ。病室は用意できてるから移動してくれ。」
金髪の人が話を切り替える。金髪の人の後ろから看護師さんが出てくるけれど、俺たちは相澤さんにしがみつく。
「俺達はこの人と離れない。」
「えぇー…。」
「おい…。」
困っているけれど変えるつもりはない。そうだ！
「俺はまだ狙われるかもしれないから、ヒーローとしてそばにいればいい。…いて、ください。」
俺らは相澤さんにさらにしがみつく。
「…仕方ない。俺も居てもいいですか？」
「ええ。別にいいですよ。」
看護師さんがOKを出して、俺達は病院の個室に泊まった。
次の日…
「出久〜！A〜！」
『出久！A！心配したんだぞ！』
"ガシッビタッ"
お母さんとハリーが病院に来た。
お母さんは俺達を抱きしめ、ハリーは俺の顔に追突した…。
俺達は、相澤さんと人生ゲームをしていたところだった。
「この度は、息子達を保護していただきありがとうございました！」
お母さんが相澤さんにお礼をしている。
その後、俺達が入院している間(正確には兄さんが入院している間)、相澤さんも病院に泊まってくれた。さらに、退院したあとも交流が続くことになった。
ちなみに、俺達はしょー兄と呼ぶことを了承させた。
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皐月(プロフ) - 刻ノ瀬月乃さん» ありがとうございます。頑張ります。更新はもうちょっと待ってください。 (2019年4月24日 7時) (
レス) id: 4b5b414424 (このIDを非表示/違反報告)
刻ノ瀬月乃(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年4月24日 0時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2019年3月10日 13時
