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4.緑に吸い込まれる ページ5

《Sanji side》

「大丈夫だ、気を失ってるだけだ」


保健室にチョッパーの声が響いた。

あれから大急ぎで街に買い物に行っているチョッパーを探し出し、診察を頼んだ。
見たところ外傷もなく、ただ気を失ってるだけだと言うので、とりあえず安心する。
後はこの子が、おれ達の敵でない事を祈るだけだ。


「ホントにこの子が空から落ちてきたの?」


今は“落ちてきた女の子”をどうするか話し合うべく、保健室に集まっている。


「ホントだぞ、ナミィ〜!おれがキャッチしたんだ!!」


「にしし」と笑うルフィに「大声出すな」と声をかける。


「しっかしまぁ〜、なんで空から落ちてきたんだぁ〜?」


ウソップのその問いかけに全員が黙る。
そりゃそうだ、理由なんか誰にも分かるはず無い。
空から落ちるだなんて、空島からの可能性があるが、服装を見るに彼女は空島の島民ではない。

誰も答えが浮かばず、沈黙が続く空間に、


「…ん…」


「おっ、起きたか?」


彼女の目が覚めた声。

徐々に開かれていくその目。
瞼が持ち上げられ、少しの間天井を見つめ、それから左右に瞳が動かされる。
綺麗なエメラルドグリーンの目がおれ達をとらえた時、その目が大きく見開かれた。


「…えっ!?…な、んで…」


勢いよく起き上がり、怯えるように身体を丸める。


「気分はどうだい、お嬢さん」


「あっ…」


おれが手を差し出すと、肩をおおげなさくらいビクつかせた。
不安で揺れる瞳が、おれを、おれ達を見つめていた。




5.真空の夢→←3.空から落ちてきた



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ぷりん(プロフ) - 「ぱずる」さん» そうなんですね!何も知らずごめんなさい😿とても面白い作品でお気に入りです!更新頑張ってください応援してます✊🏻🤍 (2022年8月24日 0時) (レス) id: 30c6d797b4 (このIDを非表示/違反報告)
「ぱずる」(プロフ) - ぷりんさん» 誤解させてしまってすみません!今この作品書き直しの途中でして、まだ14話からは更新できてない状況です。続編はまだ手をつけてないのでそのままなんです。誤解させてすみません点 (2022年8月23日 21時) (レス) id: 6f1abe1470 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 13話から話が飛んでいて次の続編へ行ってしまうのですが14話からは作者様が消されてしまったのでしょうか😿 (2022年8月23日 21時) (レス) id: 30c6d797b4 (このIDを非表示/違反報告)
シェイガー(プロフ) - こんな現象が本当にあったらいいのにな〜笑笑 (2019年9月2日 3時) (レス) id: 524b76be29 (このIDを非表示/違反報告)
むちゅ - 学校も楽しくないし行きたくない、アニメを見てた方が、本当に幸せだと感じる。そう思うのは私だけですかね… (2017年1月9日 22時) (レス) id: 81902d63ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:「ぱずる」 | 作成日時:2016年8月31日 23時

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