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手首の瘡蓋 2本 ページ2
その頃のサニー号。
普段は一目散に島へ飛び出すルフィですら、今日は珍しく船に残っている。
そんな彼にもサンジやウソップと同様、仕事があった。
「ナミぃ〜、おれもう飽きたぁ…」
「何言ってんの。まだ初めて30分よ。夜までに終わらせないとAが帰ってくるでしょう」
ルフィだけではなく、今日の麦わらの一味はA以外の全てのクルーが仕事に追われていた。
「アウ！キッチンの飾り付けは、バッチリだぜ」
「ありがとうフランキー」
「ナミさん、これはどこに置けばよろしいですか？」
「そうねぇ…Aにバレないところに置いといて」
ナミが指示を出し、それに合わせてクルーが動く。
丁寧にラッピングされたプレゼントの箱達が行き交い、海賊に似合わないカラフルな飾り付けが施されていく船内。
新しい島に着いた今日。
それはAが一味に加わって一年目の日でもあった。
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ロシナンテ(プロフ) - この作品の大ファンです！これからも楽しみにしています！ (11月1日 22時) (
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作者名：「ぱずる」 | 作成日時：2023年9月25日 2時
