メリー:少女の答え(女主)ノワブラ-αさんリク ページ6
前回、前々回の続き
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…結局、いつまでも答えなかった私に、次の狼裁判が終わるまでなら、と、待ってくれるらしいです。
考えてみたら、私って、即選ぶ能力ゼロなんだなぁ…。
ミ「Aちゃん?どうしたん?」
…この際だ、ミサキちゃんに少しだけ相談してしまおう。
『…ミサキちゃんってさ、好きな人が2人いたら、どう選ぶ?』
ミ「何々?好きな人できたん?」
『ちょっとね。』
目をそらしながら遠慮がちにいうと、ミサキちゃんは真面目な話だと察してくれたらしい。
ミ「うーん、せやなぁ…やっぱり、どっちも好きなのに選ばなあかんとか、辛いやんなぁ…」
『そうなんだよなぁ…』
ミ「…うちは、そういう体験せえへんから、分からんけど、ピン!ときた方を選ぶといいよ。」
『ピン !ときた方を?』
意味がわからない。でも、ミサキちゃんなりに励ましてくれてるんだな。
『…ミサキちゃん、私決めた!ありがとう!』
ミ「うん!Aちゃん!ファイト!やで!」
ミサキちゃん、ありがとう。
笑顔のミサキちゃんに精一杯笑顔で手を振り返す。
ミサキちゃんが…
ミ「頑張れ…A、Aちゃん…。」
そう呟いたことも知らずに…。
ハァ…ハァ…ハァ…!
ひたすらにメリーとウルフを探す。
なんだか、自分で行かなきゃいけない気がして。
ある壁がドアになっていて、少し空いている。
きっと、ここにいる。へんな自信が湧いた。
リ「頑張れよ、AA…」
リンタロウ君も、そう呟いていたらしい。
『あ、あの!メリーかウルフいますか!』
メ「はい…!?」
嗚呼、いた。私が、初めて愛した、愛しい彼。
人形状態のメリーがいた。
『わ、私っ!あなたに決めました!メリーさん!』
メリーさんが人間になって抱きついてくる。
メ「Aさんっ…!あなたなら私を選んでくれるとっ…!信じていました!」
嬉しい。信じてくれたんだね…。
『メリー…みんなに見つかる前に…逃げよう?』
メ「そうですね…!これからよろしくお願いします。A…!」
それから、メリーも人間として生きていくと決め、狼ゲームはウルフに任せ、これから幸せに生きていきます。
メ「A、愛してますよ。」
『ふふ、私も、愛してるよ。』
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−またリクありがとうございました!
反省点は前半ミサキちゃんが多かったですね、恋愛相談はこの子だなって思って!
新村コウ&霜月ユキナリ:不器用な彼、内気な彼(女主)うぷ主亜美ちゃんさんリク→←メリー・ウルフ:どっち?(女主)ノワブラ-αさんリク
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リス - 殺戮の天使知ってる人初めて見た!嬉しいです!!! (2021年8月20日 20時) (レス) id: ba043a0ccf (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - 流星さん» 返信遅れてすみません!ありがとうございます!処女作だったのですが、そう言っていただけて嬉しいです! (2019年1月9日 18時) (レス) id: 741c191d66 (このIDを非表示/違反報告)
流星 - すごくおもしろかったです!いろんな作品のパロディっていいですね…! (2018年12月18日 21時) (レス) id: 4bc91c3848 (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - 今までありがとうございました! (2018年10月23日 17時) (レス) id: 741c191d66 (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - 言い忘れてたけど、キヨさん9周年、まふくん誕生日おめでとうございます! (2018年10月23日 16時) (レス) id: 741c191d66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴錬 | 作成日時:2018年7月15日 21時