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お話6 ページ10
教室に戻れば、薄暗い部屋にひとり。ポツンと机につっぷしてるやつが………………
ひとり。
｢まぁた寝てる。｣
『寝てへんわ』
｢…わぁ！起きとった！｣
寝てると思いきや起きてるこいつ。
｢なんやねん。｣
『それはこっちのセリフやで。お前昨日俺にぶつかってきたやつやろ？はぁ、もう覚えてないとか失礼極まりなさすぎるやろ。なぁ？この俺にぶつかってきておきながら。なんとか言えやクソぶす女。』
｢………？｣
……え、待ってこいつほんとに重岡大毅？
薄暗くて見間違えてるだけ？
でもこんな特徴的な声のひとはこの人しかいないはず…
『さっさと帰れ』
｢い、言われなくてもそうしますけど！！！｣
む、むかつくぅぅ。
これがほんとの重岡大毅か！
ぎゃーぎゃー騒いでる女子どもに
見せつけたい！
放送で言ってやりたい！
むかつくわーっ！！！！！
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作者名：なにわオレンジ | 作成日時：2016年4月10日 2時
