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お話21 ページ27
『あー、もう。アホか。この俺の有名なヒストリーも知らんのか。』
ひ、ヒストリーって(笑)
馬鹿っぽいなぁ。
｢興味ないから｣
『…あーそ。まぁどうでもええけど英語は得意やで。俺』
｢嫌味｣
『そんなんちゃうて。教えてやるゆうてんねん』
｢遠慮しとく｣
『はぁ？この俺が教えてやるゆうてんねんで？黙って教えられとけ馬鹿』
…こいつ相当自惚れてんな。
『で？どこがわからへんの？』
｢…どこがわかんないかわかりません｣
『そんなことあるん？！』
｢ぜ、全体的にわからへん｣
とことん馬鹿にするな。こいつ。
｢お、終わったぁ｣
なんて言いながら重岡のおかげで
なんとか終えることができました。
｢あ、ありがと｣
『…おう』
素っ気ないなぁ。
ま、どうでもええかっ。
(じゃあ、ご飯な。)
｢え？さっき食べたのに？｣
(さっき？お前、お風呂と勉強で結構時間たったで。)
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作者名：なにわオレンジ | 作成日時：2016年4月10日 2時
