魔女と男の子[まふまふ] (ページ5)

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男の子の過去2 ページ5

男の子side

僕はそらるさんと別れて何日も歩いた
食事は取ってない…

男の子｢そらるさん…会いに来るって言ったのに…｣
男の子｢その前に死んじゃうよ…｣

そう言っていたら、目の前に小さな家が浮かんできた。
僕はあと少しの意識を耐えてその家を見ていた。

そしたら女の人がでてきた。
黒髪のロングに緑色の瞳が輝いていた
まるでそらるさんのように真っ直ぐ僕を見ていた

そしたら女の人が口を開いた

『ねぇ、君うちに来る？』

僕は驚いた。
でも行かないと死んでしまう…そらるさんに会えない

僕は小さく頷いた…

男の子｢ｺｸｺｸ｣

そしたら急にドアが開き、またおねーさんが口を開いた

『寒いでしょ？暖炉の所に行きな』

そしたらおねーさんが悩むように小さなテーブルに向かっていった

何故かおねーさんは骨とお喋りをしていた。
骨もちゃんと話していた

僕はある会話に驚いた

『いいから!!その代わり大っきいのお願いね？私は不死身の魔女ですよ？魔力は寝れば回復しますよー』

そうおねーさんが言った
僕の頭の中は混乱で包まれていった

男の子｢?????｣
男の子｢おねーさん魔女なの？｣

『んー…魔女だよ』

やっぱり…

男の子｢骨さんもおしゃべりできるの？｣

☠｢骨とはなんだ!!骨とは！｣
『実際骨でしょ？』

『名前聞いてなかったね。名前なんて言うの？』

男の子｢名前？名前ない…付けてもらってない…｣

お母さんに名前もらってない…

『なら、このおねーさんが付けてあげるよ』

おねーさんが付けてくれるの？

『真夜中の冬に現れたからね!!』

男の子｢ｺｸｺｸ｣
☠｢あぁ…｣

『真冬はどう??』

☠｢真冬か…いい名だな｣
真冬｢僕は真冬？｣

真冬…いい名前…嬉しい

『そうだよ！真冬くんよろしくね!!』
男の子｢よろしく！｣