魔女と男の子[まふまふ] (ページ3)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:2,827 hit

魔女の決心ページ3

Aside

『ねぇ…君うちに来る？』

そう言ったら男の子は驚いたように目を見開かせた…

結構いい目してる…

男の子｢ｺｸｺｸ｣

『じゃあ入って。寒いでしょ？暖炉の所に行きな』

拾ったのはいいとしよう…服とかどうしようか
小さな家だと狭いしね…

『ドクロちゃん、この家拡張できる？』
☠｢簡単だネ。代わりになにかくれるカ？｣
『ん〜…これは？』

そう言って、〝骨〟を渡す
☠｢…｣

『嘘だよwはい…魔力どーぞ』
☠｢半分も要らん…ちょっとで2人住めるぐらいになる…｣

『いいから!!その代わり大っきいのお願いね？私は不死身の魔女ですよ？魔力は寝れば回復しますよー』

☠｢んなもん知っとる…｣

男の子｢?????｣
男の子｢おねーさん、魔女なの？…｣

食いついてきたか

『んー…魔女だよ』
男の子｢骨さんもおしゃべりできるの？｣

☠｢骨とはなんだ!!骨とは！｣
『実際骨でしょ？』

『名前聞いてなかったね。名前なんて言うの？』

男の子｢名前？名前ない…付けてもらってない…｣

あーやっぱり捨て子か…
『なら、このおねーさんが付けてあげるよ』

真夜中の冬の時期に現れた男の子…
あ！そうだ！

『真夜中の冬に現れたからね!!』

男の子｢ｺｸｺｸ｣
☠｢あぁ…｣