憧れの。2

第51話 ページ9

ころんside




あ「なんかおしゃれなレストランみたいだね」



こ「たしかにな笑」



あ「ころんくんがいつもよりかっこよく見える」



こ「僕はいつもイケメンだからな笑！」



あ「そうだね笑！」







飯をうまいし、キャンドルのおかげで雰囲気も最高




停電は悪いことだらけではないな



　



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飯を食べ終わったのにもかかわらず電気は回復しない





あ「結構時間かかるね」



こ「雨強かったもんなー」



あ「出かけてるとき降らなくてよかったー」






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こ「僕のさ理想論言ってみてもいい？」



あ「どうぞ笑？」



こ「養える財力と、幸せにする自信がついたら
　 こういうおしゃれなレストランみたいなとこ
　 でプロポーズしたいんだよね」




あ「結構ロマンチストなんだね」




こ「でも僕思うんだけど」




こ「Aとだったらそんな演出なんかいらないなって」



こ「逆にそんなベタなことすんの恥ずかしい笑」




あ「えっ、それいい意味、？」




こ「Aと結婚するって決めたら僕我慢できなくてすぐに言っちゃうと思う」




あ「我慢できないって、、」




こ「そろそろかな、」






ころんくんはキャンドルの火を消した






と思ったら同時に部屋の電気が全て回復した







あ「わっ、！」






暗闇から明かりがつくまでの数秒でころんくんは私の目の前に来たみたいで


ころんくんは真剣な顔で私を見つめていた








こ「まだAを幸せにできる自信ないし」




こ「僕、こんなお仕事しちゃってるからしばらくは
　 A1人だけを相手するのは難しい」




こ「でも僕はAしかいないと思ってる」




こ「だからここは僕が予約するね」








ころんくんはいつか2人で買ったペアリングを





右手の薬指から





左手の薬指に移動させた

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