憧れの。2

第63話 ページ21

あなたside



おかしい



ころんくんは眼鏡をかけているはずなのに私はまだ1度もお目にかかったことがない



もちろん今日もかけていない



あ「ねぇ、ころんくんって私の前で眼鏡かけたことないよね？」




こ「あ、気づいちゃった、？」




あ「なんで？」




こ「僕あんまり眼鏡似合わないんだよねぇ」




こ「だから見せたくないの！だからあんまり突っ込んでくるなよ笑！」




あ「お願い！少しでいいからつけて！」




こ「はぁ？なんでよー」




あ「だって、せっかくころんくんのこと実写で見てるんだし」




あ「他のリスナーが見たことないころんくん見れるの私だけだし？」




こ「Aちゃんは本当に僕の事好きなんだから笑」




あ「うんアーティストとしてのころんくんは大好き」




こ「どういう事だよ笑！彼氏としても最高だろ笑！」




あ「お願い聞いてくれないんだもん」





こ「えー、わかったよー」




こ「ちょっと待ってて」






ころんくんの眼鏡姿初めてだ、、



推しの眼鏡姿ってなんか良いよね、、





こ「ほら、、どう、、？」




あ「めちゃくちゃカッコいいじゃん！」




こ「ほんとー？？」




あ「元がカッコいいから何してもかっこいいんだよ！」




こ「えーまじー笑？じゃあ眼鏡かけてもいいの？」




あ「うん！てかむしろかけてください！定期的に！」




こ「しょうがないなー笑Aちゃんのためにやってあげる笑！」




あ「ほんとにころんくんカッコいい」




あ「一生ころんくんのこと推す！！」




こ「あのねーあなたねー」




こ「そういう意味で好きになってくれるのも嬉しいけどさ」




こ「恋愛的な意味で好きになってくれないと意味がないの」




こ「わかってるー？」




あ「もちろん！ころんくん以外男の人として見れません！」




こ「はい！よくできましたー！」




随分前からすっかりころんくんに染まった私は他の人なんか眼中にない





こ「僕もA以外、彼女にするつもりないから」





ころんくんも私に染まってるみたいですよ

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