検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:54,855 hit

ページ9

.




『となり失礼っ』



どすっと彼の隣に座る。


見てるテレビは最近流行りの韓国ドラマ。

まあまあ刺激強いやつじゃ…?



と思った瞬間、ドラマはそういうシーンに突入した。



『だめ!見ちゃだめ!』



とっさにボムギュの目を隠す。



BM『ヒョン!僕これいつも見てるから大丈夫です!』


『ならなおさらだめ!もうこんなの見ないの!』



っていいながらも、
本当は僕がこういうの見れない人で……。


だって恥ずかしくなっちゃうんだもん…。



BM『あ。もしかしてヒョン、恥ずかしいんですか?』


『ち、違うし!』


BM『僕とします?こんなこと』


『ばか!しないよ!』


BM『ヒョン初めて?』


『……ちがう』



なんでこんなこと聞くの…。

なんか、違う。いつもの可愛い弟じゃない…。




…男の人だ。



『目覚まして!
ねぇ、こんなの見てるからこんなふうになってるんでしょ?
ただ場に流されてるだけだって!ねぇ!』



だんだん距離が近くなる。



BM『違う。僕はヒョンのことが好きです』



鼻先が触れそうなほどの距離。

それがますます胸の鼓動を高める。



『それはAngeの僕で、キムソンヨンではないでしょ?
ファンとしてってことでしょ?』



正気になれ、僕。
正気になれ、ボムギュ。



BM『ヒョンは、そういうこと僕とするの、いやですか?』


『……』



なんで、言葉に詰まるんだ…?


…でもその理由はなんとなくわかっている。



BM『…うん、って言ってください』



えっ?



BM『そっちの方が早く諦められるから』


『ごめん……それはできない…』


BM『なんで?
僕よりも、同い年のヨンジュニヒョンとか、
年上のV先輩とか、そっちの方が好きなんじゃないの?』


『だって、今のボムギュ、すっごくかっこいいから…』



そう。

その目が、声が、仕草が、全てがかっこよかった。


目を離せなかった。




だから、ごめん。そんなことできない…。


何か、僕の中で君の立ち位置が変わっている。



BM『ヒョンなんて嫌いです…』



意図のないその言葉に惑わされていたら、

ばいばい。と言って荷物を持って出ていったボムギュ。









.









テーブルには、僕が渡した合鍵があった。



.



どうなるんでしょうかこの二人…。

ちょっとずつ恋愛要素も入れようと思っております。

苦手な方は申し訳ございません……。

ヨハンギョルと99会→←波乱の予感



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
238人がお気に入り
設定タグ:K-POP , 愛され , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ケーキ - ありがとうございました!!最高です!これからも更新頑張ってください! (2020年3月12日 11時) (レス) id: 2ffabb362d (このIDを非表示/違反報告)
ケーキ - IZ*ONEとのお話読みたいです!良ければウォニョンちゃん出してほしいです… (2020年3月7日 20時) (レス) id: 2ffabb362d (このIDを非表示/違反報告)
asa - ミルさん» ありがとうございます!ご期待に添えるよう頑張ります! (2020年3月6日 10時) (レス) id: 3cebaae0c5 (このIDを非表示/違反報告)
ミル(プロフ) - ボムギュと付き合って欲しい自分がいる、、、次も楽しみにしてます! (2020年3月5日 23時) (レス) id: 5712d1c402 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:asa | 作成日時:2020年2月29日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。