想像が現実に ページ6
Aside
「はい、お友達が持ってきてくれた鞄。ちゃんと帰れる？お大事にね。」
結局あの想像が頭から離れず、放課後まで気分は優れなかった。
養護教諭に見送られ、ヨロヨロと下駄箱に辿り着くと、ジョングクとハユンちゃんの靴があることに気づいた。
不安を抱きながら、でももしかして待ってくれてるのかな。と期待して自分の教室に向かう。
「___、」
「___っ、____……、」
『(何か……話してる？)』
ドアをそっと開け覗くと、案の定2人がいた。
JK「だから、君は“選ばれし血”を持ってるの。」
HY「そんなっ、、私はただの人間だよ？」
『(“選ばれし血”………？)』
私の頭の中では
もしかしてジョングクは“選ばれし血”に魅せられて私を捨てる？
もしかしてもう飽きてる？
など、“選ばれし血”の事やいろんな想像が駆け巡り、外部の音を遮断していた。
ｶﾞﾀﾞｯ
突然の物音で、私は現実へと引き戻された。
『______え？』
覗くとジョングクがハユンちゃんを吸血していた。
片手で頭を押さえ、もう片方の手で腰を抱いて、貪り食うように堪能していた。
私は唖然として鞄を落としてしまった。
ﾄﾞｻｯ
JK「！？」
『っ！？』
鞄を落とした音でジョングクがこっちに気づいた。
『(何……あの目、)……ぁ…、』
ジョングクの瞳は真っ赤に染まっていた。
獲物を捕える、血のような真っ赤な……。
『ひっ……、！』
私は恐怖でその場から逃げた。
JK「A！！、ｸﾞｯ」
下駄箱まで来て息を整える。
私の名前を叫んでたジョングクは追いかけてこなかった。
『はぁ、はぁ、、っ、なんで……、』
私は嫌な想像を吹っ切るように走って帰った。
？「えっ、Aちゃん？」
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グクLOVE - 面白いです！いつでも更新待ってます頑張ってください! (2019年4月24日 14時) (
レス) id: 596c2d9bf6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - すごく面白いです！！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！！！！ (2019年4月21日 21時) (レス) id: 047856b1af (このIDを非表示/違反報告)
愛真 - このお話大好きです！続き待ってます！頑張ってください！！応援してます！ (2019年4月21日 21時) (レス) id: ba091c410e (このIDを非表示/違反報告)
luLu - めちゃめちゃ面白い！大大大好きです！続きが楽しみすぎる…！ (2019年4月21日 17時) (レス) id: 8e13cea1e8 (このIDを非表示/違反報告)
ホログラム(プロフ) - とっても面白いです！！応援してます！ (2019年4月20日 17時) (レス) id: 8cf8ef2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chia
| 作成日時：2019年4月6日 23時
