松三話 ページ6
〜テト松siten〜
り「生憎、君等みたいに助けに来てくれる人いなかったからさ」
おり兄がこんな風に涙を流すの初めて見た
カ「まさかお前等なのか？」
り「何が？」
おり兄は涙を拭きつつ答える
カ「俺達の情報を見たのは？」
り「まぁね」
カ「教えてほしい！どうやって見たんだ！？」
り「お、落ち着いてよ！僕にしかできない方法だから！」
カ「お前にしかできない方法？」
り「そう！普通はできないから」
カ「そ、そうなのか・・・俺達の情報を誰に伝えた？」
テ「安心しなよ、おり兄は俺にしか言ってないから」
カ「何？」
り「僕等はただ知りたいって思った事を調べただけだしそれをあの人に言うなんて絶対しないしそれに僕が信用できるのはテト松だけだしね」
カ「そ、そうか・・・」
り「ねぇ、お願い聞いてくれるかな？」
カ「お願い？」
り「僕等を君達のファミリーに入れてくれない？」
カ「なんだと・・・！？」
り「僕達役に立つし無理ならせめてテト松だけでもどうにか・・・！」
カラ松は少し考える素ぶりをみせる
カ「すまないが明日でもいいか？」
り「うん！いいよ！」
カラ松に僕等の情報を渡す
カ「これは・・・」
り「僕等の情報だよ君等が調べた情報は全て偽物なんだ」
カ「なんだと！？」
テ「あれには俺は剣を使うって書いてあるけど銃も使うんだ」
り「僕はナイフを武器にしてる、多分あれには武器を持たないって書いてあったと思うから」
カラ松は黙って紙を見つめる
り「別に信じようが信じまいが好きにしていいよ？」
カ「いや、俺は信じる」
り「え？」
カ「お前達は嘘をつかなそうだ」
テ「信じてくれてありがとう！」
り「そろそろ戻ったほうがいいね」
カ「そうか」
り「明日そっち行くよ、こっち来たら大変だしね」
カ「あぁ、ありがとう」
テ「また明日な」
り「また明日」
カ「また明日」
そう言いカラ松と別れた
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作者名：ダメネコ | 作成日時：2017年10月22日 16時
