月の少女は何を思う？

桜ちゃん過去編 ページ13

桜「おとうさん！いたいよ！やめてよ……｣

父「うるさい！お前が男に産まれなかったからだ！｣

瑞希「桜！お父さんから逃げよう！｣

桜「兄さん！待って！｣

父「逃げようとしたな？罰だ！目を炙ってやる！｣

桜「あつい！あついよ！｣

父｢お前なんて、ここに居ろ！｣
桜【ここは？兄さんは逃げれてたかな？目が見えないよ……暗いよ】

？「大丈夫？｣
桜「誰ですか？兄さんですか？｣

カエデ「僕は、兄さんじゃないよ！｣
桜「それなら、誰ですか？｣

カエデ「僕は、早乙女カエデ！君は？｣
桜｢僕は、春宮………桜です｣

？｢大丈夫？｣
桜｢片目が見えません……｣

？｢ちゃんなんでか、教えてくれる？｣
桜｢兄さんと逃げて捕まって、目を炙られました……｣

ルル｢取り敢えず、ちゃん連れて帰りましょう｣

桜｢良いんですか？｣
ルル｢良いのよ！ね、カエデ、雪も｣
雪&カエデ｢良いよ！｣

桜(9歳)
ある日カエデから電話があったそれは、ルルさんの訃報を知らせるものだった……

桜「え？ルルさんが……？｣

莉桜「桜！任務！誘拐事件で………｣

桜｢莉桜ちゃん！わかった！言って来る｣
結局、僕はルルさんの通夜には出れなかった


桜「はっ？お前がルルさんを……カエデくんに怪我を負わせた？｣

父「そうだ！あいつらの性でお前が取り戻せなかったから！あいつらが悪いんだ！……｣

桜｢許さない……｣
それで我をわすれて
父親を銃やナイフで切り刻み、蜂の巣にし
その後、僕の足元には、


足元には父親だったものがあった。

桜｢あっあっ、殺っちゃった……けど、なんだか銃やナイフで殺すのは、楽しい……そうなんだ僕は……｣

あぁ、結局僕もあいつの子供なんだな……最低だ……だから、カエデ達を幸せに生かさないと


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リメイク！

桜ちゃんは元々死のうと思ってたよ！
ここで死ななくても、別の場所で死のうと思って天界に行ったよ

カエデ君は、元々僕って言ってたよ！
桜ちゃんは、自分の名前(苗字含めて)が大っ嫌いだよ！

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