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ｶﾞﾁｬｯ
「ただいま〜、」
あっ、まだ、誰も帰ってきてないのか
「はぁ〜、疲れた〜」
ｶﾞﾁｬｯ
「ん？あっ、おかえり〜」
リビングの扉を開けて、空龍(そら)兄が帰ってきた
空龍「ママは？」
「まだだよ、」
空龍兄は高校２年生になってもママ呼び笑笑
私につられてママって呼んでる
空龍兄はママの再婚相手の息子さん
3年と何ヶ月かくらい前に
ママと新しいパパとの間に赤ちゃんも生まれた
名前は"颯志(そうし)"くん
私は颯(そう)くんって呼んでるけどねっ！
もう、とっても可愛くてね！
生まれた時は
私にも念願の弟が出来たーって
病院のなかで飛び跳ねたことを今も覚えてる
ｶﾞﾁｬｯ
「「おかえりー」」
ママ「ただいま、Aちゃん〜、颯志みといて〜」
「は〜い」
「颯くん！おいで！」
颯志「あ〜い、」
颯くんは他の子に比べて言葉を口にするのが早かったみたいで、今では結構話すことが出来る
「んんん〜！颯くん！かっわいい！」
颯志「ねね、かわいい〜」
空龍「颯志〜！Aは可愛くねぇぞ？」
颯志「ねね、かわいくなーい」
「颯くん、ひど〜い
うぇ〜ん、うぇ〜ん、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」
颯志「にに、ねね泣かした〜」
空龍「はぁ？泣かしたのは颯志だろ〜？」
颯志「にに、ねねに謝って！」
空龍「いやだ〜、」
「颯くん！ににと遊んでこよっ！」
颯志「ににが謝るまであしょばない！」
空龍「あぁ、わかったよ、ごめんなさい、」
颯志「ににイイコ〜イイコ〜」
「ははっ」
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作者名：ゆい | 作成日時：2018年4月24日 21時
