第183話 奇襲 ページ4
Aside
A「ここのどこかの家、やつらのアジト・・・・なのかしら？」
セレン「恐らく・・・ね。」
ロー「ずいぶん物騒なところに呼び出してくれたもんだ」
街の片隅、ダートタウンの一角・・・
私たちは、表の商店街を外れて、裏の路地をまっすぐに進んだ
しばらく進むと、まわりの様子が変わってきた
あかるく清潔感のある街ではなくなり、
汚くて、不安と憎悪のうずまきそうな、治安の悪い街になっていた
セレン「まさかこんな所で交渉とは・・・・」
ただでさえ、カビ臭い匂いが充満している
セレン「俺らは、幼い頃からここにこないようきつく言われてたんです
治安が悪くて、危険だからって・・・
泥沼の街、別名、ダートタウン、ここはそう呼ばれてる」
ロー「昔からこの街はこうだったのか？」
セレン「いいえ。
母の話では、昔はここも西の街と同じように明るく、
栄えていたそうです
でも、とある危険な組織が突然この街に居座り、
ここに住んでいた人達を苦しめて行ったんです・・・・・
逆らえば死ぬ・・・・
そういう恐怖に、この街の人はいつもさらされてるんです」
ロー「そうか・・・・」
一瞬、彼の顔が曇った気がした
A「ところで、奴らの指定した場所はこの街のどこなの？住所は？」
ロー「この街を示す住所、
までしか聞いてなかったが？」
セレン＆A「まさか！？」
A「でも、考えてみればそうだった・・・」
セレン「ウソ・・・・ってことはまさか・・・
レニーがどこに捕まってるのかもわからないってことか？」
ロー「それだけなら苦労はねぇ。
だが、それは裏を返せば、
この街全体が、やつらのアジトってことになる・・・・
これじゃあどこに敵が潜んでいてもおかしくねぇ」
A「そ、そんな・・・」
思わず黒蝶をにぎった手が震える。
そうだ・・・
はなから奴らは私たちにレニーを返すつもりはなかったのだ
恐らく、奴らの目的は私たちへの復讐・・・
それが済んだら、レニーも用済み。何をされるかわからない・・・
そう思ったとき・・・
ロー「伏せろ!!!」
パァンッッッ
短い銃声とともに、私の頭上を弾丸がかすめる
？「見つけたぞぉっっっ」
見れば数メートル離れた先に銃を構えた男がいる
奴らの仲間とみて間違いない
セレンはアイツからは死角の位置に居るから、見つかってはいない
だが、事態は予想以上に最悪だ・・・・
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マユ - 更新停止ですか！！ついにですか！ (2016年8月20日 22時) (
レス) id: d807009d95 (このIDを非表示/違反報告)
つくえ(プロフ) - 骨折...！？大丈夫ですか？お大事にしてください！ (2016年6月15日 8時) (レス) id: 803f96b33d (このIDを非表示/違反報告)
響(キョウ)0(プロフ) - 本吉さん» テスト？ソレナァニ？ワタシシラナーイ(棒) (2016年5月1日 14時) (レス) id: 798be99e17 (このIDを非表示/違反報告)
本吉(プロフ) - 響(キョウ)0さん» そうですか、同じですねww！連休明けに5つテストがあって、膨大な量の問題集を裁いてます（笑） (2016年5月1日 8時) (レス) id: eb9bea4ca2 (このIDを非表示/違反報告)
響(キョウ)0(プロフ) - 宿題としゅくだい…あれ、同じ単語のような気が…？ちなみに私は宿題としゅくだいとhomeworkに追われてます！！ (2016年4月30日 23時) (レス) id: 798be99e17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：本吉 | 作成日時：2016年3月22日 22時
