第105話 ROOM ページ10
カート「お前は優秀な被験体だった。
だが賢すぎたな。
俺の言う事に黙って従っていれば、死ぬ事もなかったろうに・・・」
口元に気味の悪い薄笑いをうかべながら、カートが言う。
A「悪いけど私はまだ死んでないの。
そうやって人の生死を、命の重みもわからずに
勝手に判断するのやめてくれる?
マジでムカつく」
私もまけじと言うように、言い返す。
ここで負けたら、父の無念もはらせない気がしたからだ
カート「ほほう、反抗期か?
しかし、それにしては度が過ぎるぞ。
被験体X-013」
A「被験体X-013なんかじゃないわ。
私の名前は、A・ラメリア
それだけよ。大切な父と母にもらった名前を、
台無しにしないで!」
痛む肩を押さえて、ふるえる声で叫んだ。
もう逃げ道がない。
後ろは、バルコニーの手すり。
その下は、空中がした30メートル続いている。
落ちたら、即死亡だ。
どうする・・・どうすればいい?
誰か・・・・助けて!
下では、解放された人達と看守が、
セレンと、私の分身達があらそっているのがわかる。
今この状態で、私を助けにきてくれる人なんているはずがない。
とうとうここまでか・・・・
カート「あの世で親父さんによろしくつたえてくれ
俺があわれな娘を持った奴だなと言っていたと」
手すりにつかまる。後ろにはもう引けない。
私は身をのりだして飛び降りようと身をかがめた。
と同時にカートのサーベルが私の背中をめがけて向かってくる。
ごめん・・・・お父さん・・・
?「ROOM」
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8
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西 - この方角に福があるはずです
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本吉(プロフ) - あけましておめでとうございます!きょう、実家からかえるんですよ(泣) (2016年1月3日 11時) (レス) id: 5faf781f14 (このIDを非表示/違反報告)
乙(プロフ) - あ、どうぞ。あの、私の小説見てもらえませんか? (2016年1月2日 21時) (レス) id: 6da309d25a (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» こっちの小説のネタにしても良いですか?!ネタ不足でヤバいんです!(。>д<) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» それ良いですね!( ☆∀☆) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 早いけど、明けましておめでとうございます!(* ̄∇ ̄)ノいやぁ…いいなあ才能あってェ(T_T)私にその才能を分けてくれ!(ノд<)www (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:本吉 | 作成日時:2015年12月1日 17時