第116話 およびだし ページ21
セレン「ま、なにはともあれ、
Aが意識をとりもどしてくれてよかったよ」
そう言うセレンはいつもよりやつれて見える
A「大丈夫?疲れてるんじゃない?」
私が心配そうに尋ねると、セレンは腕をまくって
針のあとを見せた
セレン「実は、お前に輸血したんだ
お前、大量出血で血液が足りなくて・・・・
で、俺が志願したんだ」
A「そんな・・・なんで私なんかのために・・・」
胸がキリキリと痛む
セレン「ロー船長から聞いたよ
俺を助ける為に・・・キスしたんだろ・・・俺に・・・
お前がそうしてなけりゃ、俺らはいまここにいなかった
Aは命の恩人だ
だから、輸血くらい安いもんさ」
そう言って、セレンはふっと笑うと
私の頬に手をそえて、前髪をかきあげて額に
そっとキスした
恥ずかしいというより、
なんか・・・すごい嬉しかった
_____________________________
十数日後
私は完全復活し、船長室でローに不服申し立てをしていた
A「で、なんでまた歓迎会の準備?」
ロー「仕方ないだろ。セレンも
新しくここに入ったんだし・・・
まあたまには派手な宴会もやらないとな」
A「だいたい、このまえ死にかけた私が
ふっかつしてすぐ宴会なんて開く?」
私がそう言うと、ローが立ち上がってツカツカと歩いてきた
ただならぬオーラを感じて後ろにあとずさる
が、結局背中が壁にあたってしまった。
顔のすぐよこの壁をローが拳で強めにたたき、
完全に逃げ場を失う。
デジャヴですな・・・
耳元でローが囁く
ロー「お前、シャイニング島での約束を
まだ果たしてないだろ」
体がその声にピクリと反応し、拳に力が入る
ロー「明日、セレンの歓迎会のあと、ちょっと
俺の部屋までこい」
抵抗するすべもなく・・・
A「は、はぃ・・・」
_____(・_・;)_______
第117話 失ったものは大きい →←第115話 で、なぜここに?
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本吉(プロフ) - あけましておめでとうございます!きょう、実家からかえるんですよ(泣) (2016年1月3日 11時) (レス) id: 5faf781f14 (このIDを非表示/違反報告)
乙(プロフ) - あ、どうぞ。あの、私の小説見てもらえませんか? (2016年1月2日 21時) (レス) id: 6da309d25a (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» こっちの小説のネタにしても良いですか?!ネタ不足でヤバいんです!(。>д<) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» それ良いですね!( ☆∀☆) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 早いけど、明けましておめでとうございます!(* ̄∇ ̄)ノいやぁ…いいなあ才能あってェ(T_T)私にその才能を分けてくれ!(ノд<)www (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:本吉 | 作成日時:2015年12月1日 17時