検索窓
今日:31 hit、昨日:0 hit、合計:23,890 hit

第116話 およびだし ページ21

セレン「ま、なにはともあれ、

Aが意識をとりもどしてくれてよかったよ」






そう言うセレンはいつもよりやつれて見える


A「大丈夫?疲れてるんじゃない?」






私が心配そうに尋ねると、セレンは腕をまくって


針のあとを見せた




セレン「実は、お前に輸血したんだ






お前、大量出血で血液が足りなくて・・・・



で、俺が志願したんだ」





A「そんな・・・なんで私なんかのために・・・」







胸がキリキリと痛む









セレン「ロー船長から聞いたよ

俺を助ける為に・・・キスしたんだろ・・・俺に・・・



お前がそうしてなけりゃ、俺らはいまここにいなかった


Aは命の恩人だ

だから、輸血くらい安いもんさ」







そう言って、セレンはふっと笑うと

私の頬に手をそえて、前髪をかきあげて額に
そっとキスした








恥ずかしいというより、
なんか・・・すごい嬉しかった


_____________________________


十数日後


私は完全復活し、船長室でローに不服申し立てをしていた


A「で、なんでまた歓迎会の準備?」







ロー「仕方ないだろ。セレンも
新しくここに入ったんだし・・・


まあたまには派手な宴会もやらないとな」







A「だいたい、このまえ死にかけた私が

ふっかつしてすぐ宴会なんて開く?」



私がそう言うと、ローが立ち上がってツカツカと歩いてきた





ただならぬオーラを感じて後ろにあとずさる


が、結局背中が壁にあたってしまった。





顔のすぐよこの壁をローが拳で強めにたたき、
完全に逃げ場を失う。


デジャヴですな・・・






耳元でローが囁く



ロー「お前、シャイニング島での約束を

まだ果たしてないだろ」



体がその声にピクリと反応し、拳に力が入る






ロー「明日、セレンの歓迎会のあと、ちょっと

俺の部屋までこい」







抵抗するすべもなく・・・


A「は、はぃ・・・」


_____(・_・;)_______

第117話 失ったものは大きい →←第115話 で、なぜここに?


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
39人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

本吉(プロフ) - あけましておめでとうございます!きょう、実家からかえるんですよ(泣) (2016年1月3日 11時) (レス) id: 5faf781f14 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あ、どうぞ。あの、私の小説見てもらえませんか? (2016年1月2日 21時) (レス) id: 6da309d25a (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» こっちの小説のネタにしても良いですか?!ネタ不足でヤバいんです!(。>д<) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» それ良いですね!( ☆∀☆) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 早いけど、明けましておめでとうございます!(* ̄∇ ̄)ノいやぁ…いいなあ才能あってェ(T_T)私にその才能を分けてくれ!(ノд<)www (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:本吉 | 作成日時:2015年12月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。