第113話 強くなれ ページ18
A「無理・・・無理だよ・・・お父さん
私、決められない」
首をふってわたしは下をうつむいた。
父はしばらく黙って、
父「A、なぜお前はそこまで私にこだわる？」
と逆に尋ねてきた。
A「それは、お父さんを
１人の家族として愛しているからだよ
お父さんは私の唯一の家族なのに、
もう家族をだれも失いたくないの」
そう言うと、父の笑い声が響いた
父「A、まだカートを恨んでいるか？」
A「恨んでるに決まってるじゃん！
だから私は研究所にもどったんだよ。
アイツに復讐する為に・・・」
父「A、私がかつて教えた事を忘れたか？
いかなる理由があっても、他者をうらんではいけない。
そう言っただろう？
お前はそれを生まれてから19年間、守り続けた。
これからもそうだ。
そして、仮にもしお前が大切なものを失うとしたら、
それは自分に力がないからだと思いなさい
何かを守る強さがあれば、
誰かを恨むということもなくなる。
だから、前を見て、強く生きるんだ」
A「でも、それじゃあもうお父さんには・・・」
不安そうにわたしが言うと
父は優しく笑って言った。
父「安心しなさい
お前の心の中に、私はいつもいる
家族は、目に見えない絆で、いつもつながっているんだ」
胸に手をあてると、規則正しく
脈をうつ心臓がすぐそこにあるのが感じ取れた
私の心の中で、
今此処で、お父さんは生きている・・・・
家族全員・・・絆で結ばれているから・・・・・・
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A「お父さん、私・・・・
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現実を生きるよ。
強くなって、大切な者を守りたいから」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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本吉(プロフ) - あけましておめでとうございます！きょう、実家からかえるんですよ(泣) (2016年1月3日 11時) (
レス) id: 5faf781f14 (このIDを非表示/違反報告)
乙(プロフ) - あ、どうぞ。あの、私の小説見てもらえませんか？ (2016年1月2日 21時) (レス) id: 6da309d25a (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» こっちの小説のネタにしても良いですか？！ネタ不足でヤバいんです！(。>д<) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» それ良いですね！( ☆∀☆) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 早いけど、明けましておめでとうございます！(*￣∇￣)ノいやぁ…いいなあ才能あってェ(T_T)私にその才能を分けてくれ！(ノд<)www (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本吉 | 作成日時：2015年12月1日 17時
