第111話 瀕死 ページ16
A「と、止まった・・・」
途端に体から力が抜け、私は意識を失ってしまった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「・・・・さい・・・・・起きなさい・・・・
A・・・・・起きるんだ・・・」
聞き慣れた誰かの声とともに、
私はゆっくりとまぶたを開けた。
そこに広がる世界は、私が以前来た世界と同じ、
何から何まで真っ白で何もない世界だった。
「目が覚めたかい？」
頭のなかで声の主が尋ねる。
私には、それが父の声だとすぐわかった。
A「お父さん？どこ？
わたし、ここにいるよ」
しかし、父はその真っ白な世界の向こうから歩いてこようとはしない。
しばらく待っても、父は現れなかった
A「お父さん、どうして来てくれないの？
私、ここにいるよ」
頭の中に父の声だけが響く。
父「すまない。
今、お前の力で私を見る事はできない」
A「どうして？」
私がそうたずねると、父は黙り込み、
しばらくしておもむろに話しだした。
父「お前は今、生と死の境をさまよっている。
Aが爆弾の起爆を決死の覚悟で食い止めたあと、
カートがお前を刺し殺そうとした。
幸い、ローが食い止めたから命はとりとめたものの、
お前は意識不明の重体の状態なんだ。」
A「そんな・・・・じゃあもう、
みんなには会えないの？
ベポやペンギン達にも、ローにも、もう二度と会えないの？」
目から涙があふれる
父「泣くんじゃない。
まだその状態をなんとかできる方法はある」
頭のなかで父の声が
私をなぐさめるように響いた。
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西 - この方角に福があるはずです
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本吉(プロフ) - あけましておめでとうございます！きょう、実家からかえるんですよ(泣) (2016年1月3日 11時) (
レス) id: 5faf781f14 (このIDを非表示/違反報告)
乙(プロフ) - あ、どうぞ。あの、私の小説見てもらえませんか？ (2016年1月2日 21時) (レス) id: 6da309d25a (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» こっちの小説のネタにしても良いですか？！ネタ不足でヤバいんです！(。>д<) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» それ良いですね！( ☆∀☆) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 早いけど、明けましておめでとうございます！(*￣∇￣)ノいやぁ…いいなあ才能あってェ(T_T)私にその才能を分けてくれ！(ノд<)www (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本吉 | 作成日時：2015年12月1日 17時
