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第109話 たかがキス ページ14

カート「どうだ、・・・お前らに止められるのか?

この悲劇を・・・?」








A「いいわよ」



ロー「何だと?」








私は意を決してスッと立ち上がった。




A「キスくらいで私たちの命が
延びるならそんなもの、いくらでもするわ」









ローが驚いた顔をして私の顔を覗き込む


A「大丈夫。
セレンだって私にキスされたくらいで動じる人間じゃない」









ロー「落ち着いてよくかんがえろ。

コイツの言っていることが本当かどうかもわからないんだぞ」





A「そうかもしれない。
だけどもしそうならその時は、コイツにも
一緒に死んでもらうから」









そう言ってちらりとカートを睨む


カートは身を強ばらせた。

やはりこの男は単なる小心者にすぎない





ロー「だが、もしも・・・」


そう言いかけたローの言葉をさえぎる






A「ここでああだこうだ言っていても

死ぬ時間が少しずつ迫ってくるだけなのよ!

可能性は低いけど、やってみるより他に手はないでしょ!」








そこまで言って、ハッとして口を塞ぐ。


ローはしばらく唖然としていたが、





ロー「フフッ、言うようになったな。
好きにしろ。だがもし、ウソだったら

俺はコイツもそのセレンという男も殺すからな」









A「信じてくれてありがとう」

そう言って背伸びをしてローの頬に軽くキスをする。




とたんに彼は顔を赤くした。






時計を確認すると、すでに9分以上は立っていた。


のこりは3分







私は刀を手に取ってバルコニーから身を投げた。

第110話 解除→←第108話 セレンを助ける


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西 - この方角に福があるはずです


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本吉(プロフ) - あけましておめでとうございます!きょう、実家からかえるんですよ(泣) (2016年1月3日 11時) (レス) id: 5faf781f14 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あ、どうぞ。あの、私の小説見てもらえませんか? (2016年1月2日 21時) (レス) id: 6da309d25a (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» こっちの小説のネタにしても良いですか?!ネタ不足でヤバいんです!(。>д<) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 乙さん» それ良いですね!( ☆∀☆) (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ボルシチ(プロフ) - 早いけど、明けましておめでとうございます!(* ̄∇ ̄)ノいやぁ…いいなあ才能あってェ(T_T)私にその才能を分けてくれ!(ノд<)www (2015年12月31日 23時) (レス) id: 6a273a1bd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:本吉 | 作成日時:2015年12月1日 17時

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