【忍たま】一文字【短編集】

【時友四郎兵衛】 ページ24

お久しぶりです。
リク消化していきます。

注意
・ファンタジーパロです
・なんかよくわからない

ーーーー

私は、セイカ。

女騎士です。

まあ、最近、困っていることがあります。


同僚である騎士が、いきなり戦闘を申し込んでくることです。

え、そいつの名前？
しょうがないな、答えてあげよう。

シロベエ、だよ。

変わった名前だよねー。
なんか、東の国の方からやってきたらしいよ。


「セイカ！勝負なんだなぁ！！」
『ちょ、まてい』

と言いつつ、私は腰にある剣を抜く。
んでもって、シロベエの剣を弾く。


『フハハハハ！私には一生勝てんぞ！』


いや、困ってるんだよ。
でもね、楽しい訳よ。


「あー、またシロがいじめられてるー」
「シロー、怪我すんなよー」
「シロ！もっと本気でやれ！」


言った順に、サブロウジ、サコン、キュウサクで、こいつらも同僚。


『いや、いじめてねーし！むしろいじめられてるのこっちだし！？女の子が怪我するのも可笑しいし！？本気は勘弁だよ！？』


と言いながら、戦う。

いやいや、私とて弱くない。
むしろ、強い。
だが、シロベエの本気はヤバイ。
怖すぎ。もうあれ、狂気だよ。


『さぁここで、最近契約した精霊ちゃんの登場である！下位精霊だけど、可愛いよー！』

そう！私は！最近！
精霊騎士となったのである！
精霊ちゃん可愛いんだよねー！


「反則だぞー！」
「「そうだそうだー！」」

サブロウジが言うと、二人は相槌を打つ。
いや、本当に、外野がうるせー。

『いや、これも実力の内だから！！』

私は精霊ちゃんを呼び出し、指示を出す。


『精霊ちゃん！炎を出して！』


炎が出る。


「あっついなんだなぁ！」
『隙があるぞ、シロベエ君！』


シロベエの懐に入り込み、押し倒し、仕留めるふりをする。
仕留めてはいないので、フリになる。


「また負けたぁー」
『サブロウジ達と戦って強くなればいいよ』
「なるほど！」

天使かよ。


『ところで、何で私と戦うの？』
「楽しいからなんだなぁ！」


もう一度言おう。
天使かよ。


『まあ、勝負は事前に言ってくれると嬉しい』
「わかった！」
『じゃあ、またね』


楽しいんだよね、これが。
ハマってる自分がいるのも確かだ。

突然はやめてほしいけど。



そしてまた、戦う。

「セイカ！勝負なんだなぁ！」
『だからいきなりはやめろ！』

くそう！この暴君二号が！

『も、本当、やめろぉぉ！！』


私の叫び声は、届かない。

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←【斎藤タカ丸】構　続き

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す