Schneehaus 3

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目黒side



阿部ちゃんに頼まれた通り、保冷剤をタオルに包んで持っていく


戻ってきて気付いたけど、岩本くんの部屋は、カーテンが開いてて日光がこれでもかってくらいに入ってきてて、


偏頭痛にはこんなの絶対辛いなって分かるから、閉めて、なるべく静かに部屋から出ることにする


　「何かあったら呼んでね、」

阿「うん、ありがと、」


まだまだ苦しそうな息してるからしばらく治らなさそうだよな…


呼ばれなくても、時間が経ったら阿部ちゃんと交代したほうが良さそうか


渡「なぁ、めめも阿部も今日は平気なの？」

　「うん、大丈夫。
　 多分原因がストレスとかだと思うんだよね、岩本くんのは」

渡「そう、なら、良いけど。
　 照もこれから頻繁にこうなるのかな」

　「どうだろうね…、そうなってほしくないと思うけど」


2人して、岩本くんのことしか気にならなくて、話し続けちゃた


　「阿部ちゃん、代わるよ。」

阿「ありがと。少し呼吸落ち着いてきたから、
　 もう少しで寝れるかな、ってとこ」


結構な時間が経ってたから、阿部ちゃんと交代で、岩本くんの傍にいることに。


顔色はやっぱり悪いままだけど、心なしか楽そうになってきてるように見える


岩「...んっ...ごめんなっ.....や、すみ、...」

　「いつも助けてもらってるんだから気にしないで？」

岩「...んっ....っふぅ....」


たまにしかできない恩返し、させてよね。

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