7話でございます！ ページ8
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ぼっちゃまとなんやかんやあったけど、無事にスニョンくん達をお家に送り私達もお屋敷に到着した。
あれだけ不機嫌だったぼっちゃまが今は口元の緩みを隠せないでいる。
かわいい(正直)
『そういえばぼっちゃま、ヘッドフォンはいい物ありましたか？』
「ん、欲しいやつあった。……あと、これやる」
照れくさそうに紙袋を差し出すぼっちゃまに驚いた。
プレゼントなんて、誕生日以外に貰ったことないもん。
思わず固まっていると 早く受けとれよ馬鹿！と顔を真っ赤にしながら怒られたのでニヤけを隠しながらありがたく頂いた。
『ワイヤレスイヤホン？ですか？』
封を開くと小さな箱がちょこんと入っていた。
「お前何年もあのボロい有線イヤホン使ってるだろ」
『な！あれは3年前にぼっちゃまが選んでくださった思い出の品なんですよ！？』
「……〜っ、そうだけど！けどこれだってオレからのプレゼントだろ」
いつも迷惑かけてるし、なんてボソボソ言うぼっちゃまに思わず頬が緩む。
迷惑なんて、使用人にはかけてなんぼなのに。
あぁ、本当に、ぼっちゃまは素敵な人だ。
『ありがとうございます！大切にしますね』
「ん」
満足そうに笑っていつもより少し軽い足取りで食堂に向かうジフンぼっちゃまの背中は、いつの間にかすっかり大きくなっていて、その成長にそっと涙を流した(私は親か)
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朝から開いていなかったカトクを開くとソクジンからの通知が来ていた。
『ぼっちゃまが色恋かあ』
バッサリ切り捨てられそうな気しかしないけど聞くだけ聞こうか、と思いぼっちゃまのお部屋をノックしたけど返事はなし。
お休みになられてるのかな、とそっと扉を開いてもいつものまんまるの頭は見当たらないので廊下を歩いていた使用人に声をかけた。
『ジフンぼっちゃま、どこにいらっしゃるか知ってる？』
「え！あ、えっと、ピアノのある3階のお部屋にいらしたと思います」
何故か私を見てびっくりしていたけどまあいっか。
とりあえずお礼を言って廊下をガンダした←
メイドがガンダとかイメージ崩れる？黙らっしゃい。
・
……あの顔、どこかで見たような。
しかもとんでもないイケメン。
ううん、そんなこと考えてる暇無い。
脳裏にチラついた疑問を振り捨ててぼっちゃまの元に急いだ。
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続く (更新停止中)
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ぱんや(プロフ) - さささ。さん» さささ さん！！ささささんの作品どれも大好きで大ファンです♪実は別垢でぺちゃくちゃコメントもさせて頂いています(笑) とても嬉しいです、ありがとうございます！ (2020年6月10日 23時) (
レス) id: e7fe3cd247 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんや(プロフ) - りりさん» ありがとうございます！亀更新ですがお付き合い下さい^_^ (2020年6月10日 23時) (レス) id: e7fe3cd247 (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - わーんジフンぼっちゃま可愛すぎて溺死です^^; 文面で伝わってくる安定の96の面白さに腹抱えております(^^)更新楽しみにお待ちしております（ ; ; ） (2020年6月10日 22時) (レス) id: 3e35ecee6b (このIDを非表示/違反報告)
りり - とっても面白いです！これからも頑張ってくださいね♪ (2020年6月10日 20時) (レス) id: 5f76ff942a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんや | 作成日時：2020年6月6日 21時
