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廉side









深い森の中を独りぼっちで彷徨っていた









振り返ってみても真っ暗で何にも見えなかった









俺がいるから「デビュー」という形になることができないのではないかと考えていた









そんな時紫耀と海人が心を照らしてくれた









その日から俺は夢を見るようになった









精神的にも追い詰められて辛くて









心はとっくに疲れていても2人がいるから頑張れる









夢を見ている時はね自分が思っていることなんでも叶うんだ









現実に戻ると夢が消えてしまう









けど目を閉じて耳を澄ませると一緒にいた全ての日々を思い出すよ









上手くこなせない俺を置いて行くことなく歩幅を合わせてくれた









自分が今どこに立っているかすらも分からなかったかようやく見えてきた









今やっていることが全て正しいのかわからなくて遠ざかってしまいそう









でも今まで歩んできた全ての時間を懸ける









時には寂しくて落ち込んだりもしたけど結局諦めることはできなかった









知ってる?









夢を見ている間にね流した涙は全て光になること
その光が照らしてくれること









今流している涙はすぐに止めることはできないけど
みんながいたから大丈夫だったよ

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作者名:名無し41922号 | 作成日時:2019年7月1日 11時

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