overflowing with kindness#2 (ページ16)

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Aside

　4人でお食事会を開いて

　少し経ってからも
　

　弟が置いてくれたカランコエを
　

　大切に育てつつ

　家の近くにある花屋でカランコエを

　

　目にして買ってしまったこともあり

　今はカウンターにテーブル事にカランコエを置いている

　弓削「意外でしたね」

『へ？』

　弓削「Aさんがお飾りになられたので」

『私には似合わないですよねw』

　弓削「いや、というより
　カランコエというのが」

『可愛い花ですもんね』

　弓削「これって弟さんがお持ちになられたんですよね？」

『そうなんですよ、ほんとに何考えてんだか』

　愚痴を呟きつつ、弓削さんに言うと

　弓削「Aさん、ちなみにカランコエの花言葉って
　ご存知ですか？」

『へ？花の名前くらいしか
　弓削さん知ってるんですか？』

　弓削「確か……幸福を告げるとか」

『今よりお店繁盛するってお告げですかね？笑』

　

　弓削「あと……たくさんの小さな思い出」

『あぁ、弟にもこの店には思い出ありますからね』

　弓削「あなたを守る」

『へ？』

　弓削さんに言われた花言葉の意味が

　何のために

　弟が持ってきたんだろうって

　考え込んでしまった