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そんなAをほっとけなくて
走って追いかけてAのうでをつかんだ。
京「まて！」
「今更なに？散々無視しといて
どーせ、あいつかばうとか京本優しすぎとか
好印象与えたいだけでしょ？」
私は涙ながらに気持ちを大我にぶつけた
京「…ちげーよ」
「じゃあ、なんなのよ
恵まれてる大我なんてうちの気持ち分かるわけない
」
そう、京本大我は大手企業の息子で金持ちのお坊ちゃん
京「それはちがう。
確かにAの気持ちは分からない。
でも、俺だって色々あるんだよ、
坊ちゃんだからって、金目当てのために寄ってくるやつだっているし
本当の友情、愛情は何なのかなんてわかんねーし
将来なんて好き勝手にきめれねーし
他にもな、言えねーくらい辛いこと、苦しくて苦しくてたまんない事いっぱいあんだよ
お前だけには、恵まれてるだの何だの言われたくなかったよ」
「いみわかんないっ…」
そういい、走ってかえって
家に帰るのは嫌で、公園のベンチで1人泣いてた。
いつのまにか、寝ていて
気づいたらあたりは真っ暗で、もう
深夜0時をすぎていた。
私は帰れなかった。その場から動けなかったのだ
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作者名：ひよこ | 作成日時：2019年9月10日 23時
