二つ目の ハート ページ3
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「そういやお嬢ちゃん、今なんやすごい海賊がこの島に着いたみたいやけど知ってるか?」
さっきのお客さんはあのままカウンター席に座り、チャーハンを食べている。
具も昨日と同じなのによく飽きないわ…←
『海賊なんて興味ないんでねー…わかりまへんわ』←
「そんなこと言うて〜。昔海賊してたん知ってんでぇ?懸賞金はいくらやっけ〜…」
その言葉に私は食器を洗っていた手が止まる。
『ちょっ!その話はNGやで!?このあとあんたの目の前で私の首飛んだらどーすんねん!!』
できるだけ小さな声で言おうと思ったけど、やっぱ無理やった…
みんなこっち見てるや〜ん…汗
「あー、悪い悪い。んで、話戻すけど、そのすごい海賊いうんが、死の外科医って言われてるらしくて…お嬢ちゃんも気付けや?」
『お気遣いありがとうございますー。』
昔私が海賊をしていたのは、本当の話。
言っても、1年くらいだけどね〜。
しかもぼっちでやってたし←
手配書が発行されてから、足を洗うことにした。
誰かに追われる日々なんてしんどくて仕方ない。
私の詳しいお話はもう少し後かな……
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口調変なのは、島の方言だと思ってもらえたらありがたいです( ̄▽ ̄;)←
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作者名:ぱある | 作成日時:2017年11月19日 23時