ポートマフィアの幹部さんは中学生になります【暗殺教室】【文豪ストレイドッグス】

十九話*転校生は同僚です ページ21

「今日は転校生が来ました！」

教室内は私以外の皆が驚いていた

知ってます、中原さんですね

極力他人を演じろと云われた

しかし今日から「中原君」と呼べるのだ

皆の事は呼び捨てだけどさすがに中原さんは呼び捨てにできない

……中原さんご愁傷様です

「では入ってください」

不機嫌そうな中原さんが入ってきた

制服は似合っている、

昨日、違和感無しだと誉めたら殺されかけた

誉めたつもりだったのに……

「中原中也だ、よろしく」

愛想のかけらも無い挨拶だ、この人やる気無いな

「では質問タイムです！」

中原さんは私を見ている

え、助けれませんよ？

「はい！ 中原君って殺し屋だったりする？」

「いや、違う」

殺し屋と云うよりマフィアだよね

それにしても皆気付いてない……

嗚呼、可哀想な中原さん

中原さんは私の隣の席になった

「よろしく」

「はい、中原”君„」

他人を演じないと

バレるわけにはいかないから

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