十八話*意外な提案 ページ20
「A君、私が君を呼んだ理由は分かるかな?」
「暗殺の事……ですか?」
「当たり」と首領は云った
はい、説教コース確定
私だって暗殺したくてしてないのに
「君が中々暗殺をしていなくて此方も少し焦りを感じていてねぇ。」
「そうですか。」
棒読み口調で答える
こんな事を上司にする私は愚か者ね
「と、云う事で新しく人員を派遣する。」
これは意外だ
目を丸くする私をよそに、首領は話を進める
「入ってくれないかな?」
私の後ろの扉に声を掛けたようだった
「……はい。」
「……え?」
いや、予想はしてたけどさ
「……中原さん?」
身長だ、彼が選ばれたのは身長のせいだ
「手前失礼な事考えてるだろ。」
「いえ、全然。」
そ知らぬ顔で嘘をつく
「と云う訳で頼んだよ。」
「……了解です。」
反論はしたいけど首領の命令は絶対
仕方ない、協力しなきゃ
まぁ中原さんならマシか
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織姫 - medaemonさん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2017年2月13日 18時) (レス) id: 0e1e5b3740 (このIDを非表示/違反報告)
medaemon - いつも面白く読ましてもらってます(^−^)更新待ってます! (2017年2月13日 11時) (レス) id: ca66a711e7 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - tenko0306さん» ありがとうございます!!更新頑張ります! (2017年2月12日 12時) (レス) id: 0e1e5b3740 (このIDを非表示/違反報告)
tenko0306(プロフ) - この作品とっても面白いです!更新待ってます! (2017年2月12日 12時) (レス) id: 9875f5ca27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天原依愛 | 作成日時:2017年1月17日 19時