十四話*考え事 ページ16
「Aさん暗いね、如何したの?」
千代が珈琲を渡しながら聞いてきた
「……私はあの学校にいてもいいのかなって思ったの
だって私、沢山人を殺しているのに何も感じないの
異常でしょ? だから私は___」
千代はきょとんとした後に噴き出した
「ちょっ!? 何で笑うの!?」
「だって、自分がいてもいいのか何て人に決めてもらうものじゃないよ
Aさんが彼処にいたいのならいればいい。自分で決めなきゃ」
先刻噴き出した癖に真剣な表情でそう云われた
「……まぁ云いたい事は分かった。ありがと」
自分で考えろと
「終わった? じゃあ前の任務の報告書書こ?」
「は? 厭よ」
「けどこの報告書はAさんが書く約束だよ」
「認めない、断固拒否」
「えぇ!?」と千代は叫び、私を睨んだ
「……前約束した」
「シラナイヨ」
「片言!?」
千代は溜め息をついて、報告書を書き始めた
「じゃあ私は電子盤(ゲーム)する」
「なら報告書書いてよ!」
その言葉を聞き流しながら目の前の熱い勝負(ゲーム)に集中した
「もう! 暇なら任務して!」
一枚の紙をつきつけられる
「……敵組織の壊滅か、分かった」
あと少しで九時ね
じゃあ行こうかな
187人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
織姫 - medaemonさん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2017年2月13日 18時) (レス) id: 0e1e5b3740 (このIDを非表示/違反報告)
medaemon - いつも面白く読ましてもらってます(^−^)更新待ってます! (2017年2月13日 11時) (レス) id: ca66a711e7 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - tenko0306さん» ありがとうございます!!更新頑張ります! (2017年2月12日 12時) (レス) id: 0e1e5b3740 (このIDを非表示/違反報告)
tenko0306(プロフ) - この作品とっても面白いです!更新待ってます! (2017年2月12日 12時) (レス) id: 9875f5ca27 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天原依愛 | 作成日時:2017年1月17日 19時