麦わらの一味のお眠さんはゾロのおひざ

ルフィの麦わら帽子2 ページ11

Aはみんなのとこを歩き回りもうヘトヘト

ルフィとけんじろうを探した

けれどなかなか見つからない

普段は疲れるからあまり使わないが見聞色の覇気で2人(1人と1匹)を探す

そしてたどり着いたのはサニーの頭の上



『ルフィー』

「Aじゃねーか！どうした？」

『えっとね「待った！」わっ！』

急に声を上げて会話を止めるルフィにびっくりする

「当ててやる！けんじろうだろ？」

『！』

「そうだろ？」

『正解だよ…よくわかったね…』

「ニッシッシッシ！勘だ！」

フワッと風邪が吹きルフィの髪がなびいた

あれ？そういえば…

『ルフィ…麦わら帽子は？…』

にっとルフィが笑う

ずいっと帽子を逆さまにして中を見せる
するとそこには

『けんじろう！』

「一緒にここで風にあたってたらこん中で寝ちまったんだ」

スヨスヨと体を丸めて麦わら帽子の中で眠るけんじろう

『居心地よかったのかな？』

なんともまぁ気持ち良さそうに寝ている

「けんじろうにとってこん中はAにとってのゾロのひざだったみてーだ！」

『え？』

「お前もゾロのひざで眠るときこんな顔して寝てるからな！」

『…そうかも』

ふふっと笑みがこぼれる

今日はAもけんじろうもお疲れのご様子

いっぱい歩いてすぐに寝てしまう

今度はお互い離れないよう向き合って抱き合いながら良い夢を見て

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