黒猫と彼女の日常【日常組】 (ページ5)

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訪問ページ5

Aside

私は,今紫月(si)くんの部屋の近くまで来てるのだが紫月(si)くんの玄関の先にめっちゃ怖い人がいる｡

｢死神さーん｣

しかも死神とか言ってるし……どう見ても不審者！

si｢はーい！トラゾーさんどうかしましたか？｣

｢いや実はね……｣

なんか紫月(si)くんの知り合いみたい……

あの怖い人喋り出すと怖くないかも？

ﾁｬﾘﾝ

やば,私のストラップの音で紫月(si)くんと不審者が振り向く｡

……訂正怖い物は怖い！

si｢あ,Aちゃん！｣

｢ん？知り合い？｣

si｢はい！この前話した……｣

｢ああ,あの！｣

『服届けに来たんだけど｡そちらの方は？』

si｢同じアパートに住んでるんですよ！｣

｢初めまして,男虎緑二です｣

『木本Aです』

お互い軽くお辞儀をする｡

si｢とりあえず中入りません？｣

tr｢あ,そうだね｡お邪魔します｣

『お邪魔します』

私達は紫月(si)くんの部屋に入った｡

『これなんだけど１回着てみて？』

si｢うん｣

紫月(si)くんが私の作った服に袖を通す｡

si｢わ,凄い！サイズぴったりだ！｣

tr｢死神さん似合ってますよ！｣

si｢Aちゃん作ってくれてありがとう！｣

『どういたしまして！』

tr｢これ1人で作ったの凄過ぎでしょ……｣

『いや,元家庭科部なんで,これ位は余裕ですよ！』

tr｢レベル高すぎでしょ!?｣

si｢ふん,ふふーんー｣

『あの1つ聞きたいんですけど男虎さんが紫月くんを死神って何故呼ぶんですか？』

私はここで今日最大の謎を問いかけた｡

最大の謎！
死神がまさかの無茶ぶり!?
戸惑うA！

次回｢上目遣いは最強!?｣

見なかったそこの君は……大凶だ