綾薙学園唯一の女の子３ (ページ6)

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１０３話ページ6

翌日―

私達が登校すると、周りの人たちがざわめきだす

まぁ、こうなるだろうね

ネクタイをきっちり閉め、前のボタンを留めて髪を整えてある。そして、悠太と那雪に至っては、眼鏡までしていた

そこまでしなくてもいいと思ったんだけどね

星谷「おはようございます。皆さん、ごきげんよう」

月皇「やっぱり．．．なんとなく落ち着かないな」

貴方「ネクタイ緩めたい．．．」

那雪「似合ってるよ、二人とも。でも．．．空閑君は、ちょっと．．．」

そう言って那雪は後ろを見る

空閑「なんだ？」

那雪「なんか、怖い．．．」

月皇「薄ら笑いが不気味だ」

貴方「もっと自然に笑えないの？」

空閑「愛想よくしろっつっただろ」

広報部「おはよう！天花寺君！」

そこで、天花寺の所に、広報部が、今年こそ正式にインタビューを！って感じで天花寺に質問してきた

星谷「やばッ」

天花寺．．．頼むから爆発するなよ．．．

天花寺「申し訳ありません。取材なら、協会を通していただく決まりになっていますので
では、失礼します」

天花寺のいつものふるまいとは全く違うので、広報部もそれを見ていた生徒も唖然としていた

星谷「ふぅ．．．」

那雪「また、怒っちゃうと思って心配したよ」