９９話 ページ2
「機材のセッティングはできたよ」
貴方「ありがとう」
星谷「そっちは？」
「大丈夫。音、戻ってるよ」
よしっ！これで、準備オッケー！！
「何をしている」
！
暁先輩．．．
暁「ミュージカル学科以外の生徒やスタッフが動いてると耳にしたんだ。
やっぱり君たちか」
準備ができて、良い所までいったが
どうやら、暁先輩に気付かれてしまったらしい
星谷「お願いします！俺達に、幕を開けさせてください！！」
暁「華桜会の決定は公演の中止だと伝えたはずだ、逆らえば処分を下す。
このステージとともに、嵐の藻屑になるつもりか？」
「フンッ！バカバカしい！
とっとと撤収するんだ！」
星谷「バカバカしくなんかない」
暁「なんだと．．．？
議論の余地はない！撤収しろと言ってるんだ！！」
星谷「２年前の綾薙際、憧れの高校生と出会って、同じ場所に立ちたくて、ミュージカル学科に入ることが、俺の夢になった」
悠太は綾薙学園に入学することになったキッカケを話す
星谷「でも今は同じくらい大きな夢がある。
俺達の最高のステージを、１人でも多くのお客さんに見てもらいたい」
いつの間にか、その言葉は、全校生徒に流れていた
星谷「それが俺たちの夢！それが．．．team鳳のミュージカル！
だから絶対にあきらめない。
俺達は．．．夢をあきらめる方法なんて知らない」
「雨が．．．」
私達の想いが届いたのか、
雨が晴れ、日の光が射してくる
「今ならいける！」
「よーーし！」
晴れて来たのと同時に、協力してくれた生徒が動き出す
暁「君達っ！華桜会にたてつくつもりかっ！
処分は免れないぞ！」
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作者名：スコティッシュフォールド | 作成日時：2019年5月1日 18時
