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大我は北斗からの電話に上機嫌になった。
大我はそのまま明日になれって寝ちゃった。
私は、大我にバレないように寝室を抜け出す。
そのまま、北斗にメールした。
菜々(大我寝たよー)
流石にもう23時過ぎてるから仕事は終わってるはず。
すぐに既読が付く。
北斗(今、大丈夫？)
菜々(大丈夫だよ、リビングに出てきてるから)
北斗(ちょっとだけ、電話してもいいかな？)
菜々(もちろん)
そう返事をするとすぐに電話がかかってきた。
北斗「もしもし」
菜々「もしもし撮影どうだった？」
北斗「うん、順調に進んでる」
菜々「そっかー、そっちは楽しい？」
北斗「楽しいよ、でも早く家に帰って大我と菜々に会いたい」
菜々「私も、北斗に会いたい」
北斗「明日、絶対早く帰るから」
北斗「菜々は仕事offでしょ？」
菜々「うん、明日は休み」
北斗「なら2人で少しだけ散歩しない？」
菜々「もちろん、でも大我はいいの？」
北斗「大我はまた今度」
菜々「わかった、約束ね」
北斗「うん、約束」
私も、明日が楽しみになってきた。
菜々「もうー北斗聞いてよー」
北斗「どうしたの？」
菜々「大我がね、家に北斗がいないって泣き喚くの」
菜々「北斗が泊まりなの1週間前から知ってたのにね」
北斗「大変だったでしょ？」
菜々「そりゃーもう」
菜々「でも、そこが大我の可愛いとこなんだよね」
菜々「大我さぁ北斗が出てる番組見て北斗かっこいいーって」
北斗「それは可愛い」
北斗「そんな話聞いてたら1人が余計寂しいじゃん」
菜々「ふふ、早く帰ってきてね」
菜々「とびっきりの美味しいご飯作って待ってる」
北斗「ありがとう、そろそろ寝るね」
北斗「おやすみ、菜々」
菜々「おやすみ」
そこで電話が終わった。
その後、ある画像が北斗から届いた。
それは、私と大我が寝てる写真。
いわゆる寝顔写真。
いつの間に撮ったのって感じだったけどあまりに大我が可愛すぎる。
私も、大我の寝顔をその場で撮って北斗に送った。
それから北斗から、キス顔の写真が送られてきてトークは終了した。
その顔がカッコ良すぎるあまりに私は照れながら眠りについた。
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作者名：なな | 作成日時：2022年5月23日 0時
