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意識のない状態


でも、真っ暗の中を僕は小さくなって座っている



暗くて、なんも見えなくて


その時だった



あの日の光景が目の前に映し出される



暗くて寒かったあの死体安置所



色んな感情が入り交じって、どーすることも出来なかった


あの日、僕が一緒に居れば、何かが変わったのかもしれない


そして、次は、葬儀の時



悔しかった、大切な家族の居場所をぐちゃぐちゃにされて


誰にも死を悲しまれなくて


世界は少しの死を迎えても何も変わらなくて


変わったのは自分だと、思い知ったころ



もう二度と戻れなくて、もう二度と、触れることも出来なくて



初めて、、本当の「さよなら」の意味を知った




それから、死ぬほど努力した



死ぬために、世界が変わるような死を迎えるために



あいつらを、、見返すために



ただ、、必死に、やってきた



暗闇の中でたった一つの「死」というゴールに向かって



突っ走って来たのに








途中で入ってきた、眩しいほどに光る明かりで、何も見えなくなった



僕が目指していたゴールより明るくていくつも光ってる



もがいても、回り道をしても



どーしてもその光は消えなかった





僕は、JUMPに入って変わったんだ、


メンバーからの愛や友情


感じたことの無い安心感


メンバー 一人一人が作る1つの絆



それは決して壊れることない太く強い絆



それによって、僕は変えられていた


気づかないうちに、心の中から



距離を取っていても、土足で踏み込んできて


どんだけ離れたってメンバーの方から優しく歩み寄ってきて



初対面の相手に


生意気で口の悪いクソガキに


どんなにボロくそ言われたって



前を向いていた




そんな、あいつらに、僕は気づかないうちに変えられていた



死にたいから、、死にたくないへ



淡々と来る明日に期待をしてしまっていたんだ



絶望や、悲しみ、そして、復讐で何も見えない暗闇を


メンバーは、希望や喜び、未来へと明るく照らしてくれていた



そんな思いに僕はいつまでも気付かないふりをした


蓋をして、決して開かないように




開けてしまったら本当の目的を忘れて、




死ねなくなるから








僕はもう、、後戻りは出来ないってわかってる


分かってるから、、今、どーするべきなのか、
僕には分からない









だから、、、、僕はもう、









消えることにするよ

。→←。



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。たなかすい(プロフ) - 最高すぎて涙が止まりません!!!助けてくだせえ!!最高です! (2020年3月4日 23時) (レス) id: 9e64178d6a (このIDを非表示/違反報告)
もかぴ - コメント失礼します!もし…もし宜しければ、男主の苗字や名前を読者自身が設定できるようにしてくださいませんか?大分量があるので、無理は承知ですが、是非ご検討ください!! (2020年2月17日 11時) (レス) id: 784391d1b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪だるま | 作成日時:2019年12月25日 0時

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