朝起きたら女体化してたとかそんな事ある訳無い。【ヒロアカ】【緑谷出久】 (ページ2)

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変化2 ページ2

PPPPP、 PPPPP、PPPPP

僕のベットには小学生の時にお母さんに誕生日プレゼントとして貰ったオールマイトの形の目覚まし時計が置いてある。
いつもそれのアラームで目が覚める。
今朝も同じようにアラームが鳴り、それを止めてベットから出た。

｢ふぁ、ぁ…ぁ…？｣

何か喉の調子が可笑しいな、風邪かな？自己管理がなっていなかったかな。
最近、季節の変わり目のせいか学校でも風邪が流行っている。
僕も気をつけなきゃと思ってはいたけど、なったものは仕方がない。
今日は大人しくしておこう…といっても普段から静かな方だから大して変わらないけどね。

だけど、風邪にしては体が心無しか軽い気がする。
それに、風邪と思ったけどそれ特有のがらがら声でも無い。
しかも何かむしろ高くなって…？地声も高めではあるけど、これはまるで…

｢ぁ、あ～、あああ～｣

…女の子？
え？これ、僕の声だよな？と、とりあえず顔洗おう。き、きっと寝ぼけているんだそうだ違いない。

そう思い部屋に備え付けられた洗面台に行く。
顔を洗う。顔に冷たい水が当たって気持ち良い。
そして改めて鏡を見る。
そこには僕によく似た髪色の女子がこちらを見つめ立っていた。