42話 ページ43
Aside
荒野を進んでいくとエマがなにかを握りしめているのを見つけた。尋ねるとムジカから貰ったそう
『私もソンジュからこのブレスレット貰ったわ』
エマ「何この形?」
『勾玉っていう形らしいわ』
エマ「へー不思議ね!」
ギルダ「ナット方角は?」
ナット「ちゃんと合ってる」
方角を確認しつつ進むが一向につかずとうとう日が暮れてしまった
マルク「あとどのくらい?そろそろかなぁ?」
『エマ現在地は?』
エマ「確かめてみる」
そう言ってペンを開けると現在地はまさかのB06-32つまりここが到着地点
何も無いけど
エマ「間違いない…ここがB06-32」
ギルダ「どういうこと?」
トーマ「何もねぇ」
ドン「目印も…何も……」
レイが周りに人がいるか確認させるが誰もいないという結果になった
「「「……ウソつきーーーー!!!」」」
突然5歳児組が叫び、ジタバタと暴れ始める
アリシア「ここにいるって言ったじゃん!!」
クリスティ「尋ねておいでって言ったじゃん!!」
アリシア「だから来たのにぃーーー!!」
そう言ってマルクを振り回すアリシア
『…とりあえず落ち着いた?』
「「うん!」」
『ともかく鬼の危険が少ないこの荒野でもここにいるよって目印立てたりする訳にはいかないでしょ』
レイ「そうだな、エマペン」
エマ「あっはい!」
レイ「昨日俺とA姉で開ける所まで開けたんだ。前に途中までしか見られなかったペンの情報の続き」
ギルダ「そこに何か?」
『何も』
ギルダ「え」
『何も見られなかったの』
レイ「正しい答えを入れたのに次の情報に進めなかった。何度試しても見ることができたのはミネルヴァのB06-32に来いというメッセージまで」
『私もノーマンとハウスで開けたけど最後まで見られなかったの』
レイ「恐らく指定されたある地点まで移動しないと次の情報は見られない」
エマ「ある地点…」
『そう、ここB06-32』
そう言うとペンの情報を見るためにメッセージの次の暗号を入れる
ドン「次の暗号はhistory!」
クリス「出てこーい!!」
そう言って出てきたのは
レイ「地図…」
『構造的に建物の地図ね、それにこれは…地下への地図』
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作者名:空白ニダ | 作成日時:2023年4月2日 22時