34話 ページ35
エマside
え、A姉?...それに鬼って
レイ「その足、鬼だよな」
あ.....気づかなかった。だって、こんなにも人間に...背丈も姿も...
はっ!
エマ「A姉!大丈夫!?どうしたの!?何があったの!?」
『エマ.....良かった。目が覚めて』
青白い顔で答えるA姉...その後また苦しそうな顔をする。私とレイの顔がこわばり緊張が走る
そうだ、さっきこの子今夜って...今は夜...?私どれだけの時間眠っていた?みんなは?
『エマ...大丈夫』
そう言ってまた苦しそうにするA姉.....待って、なぜ?食べるつもり?そんな...
食事の支度ってまさか______
ソンジュ?「おいムジカ行きすぎだ。また道を間違えたろ」
レイ「.....?」
ムジカ?「それで迎えに来てくれたの?でもタイミング最悪よ...Aはどうしたの」
レイ「?」
ソンジュであろう男がレイに顔を近ずける
ソンジュ?「こいつらどうした?顔色悪いぜ?」
レイ「なぜ...俺たちを...」
ムジカ?「ソンジュがそんな物持ってくるからよ怖がってるじゃない」
ソンジュ「俺はAの薬を取りに来たんだ。それに向こうにゃチビッ子がいるんだぞ.....間違って触ったら危ないだろうが!」
レイ「………な...なぜ鬼が人間を「あの子達は無事!!?」
怒りで我を忘れてしまった。あの子たちの生死も分からないし...A姉がこんな状態...一体何をしたの!?
そう思いあの子たちの元へ私は走り出した
やだ...やだ!みんな!!
ごめん倒れて
ごめん眠って
どうか
どうか
お願い無事で________
明かりの灯っている方へ走っていくと
トーマ「エマ!!」
元気に食事の支度をしているみんなの姿があった
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作者名:空白ニダ | 作成日時:2023年4月2日 22時