グレイス=フィールドの最年長 (ページ32)

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31話ページ32

Aside

ギルダ「ねぇコレ何？コレも本に書いてあるの！？」

レイ「いや書いてない、あいつ多分鬼だ！！」

「「「「鬼！！？」」」」

私達は走りながら今の状況を整理する

ドン「あれが.....」

エマ「でも.....私とノーマンが見たのは人型の怪物で言葉喋ってた！」

レイ「俺の記憶にある奴もだ」

『そりゃあ犬だって飼い犬と野犬がいるでしょ！？つまり、知性のある鬼と野生の鬼がきっといるのよ！』ｾﾞｪﾊｧ

ラニ「A姉大丈夫か！？」

『大丈夫！』

その時先頭を走っていたドンが皆に指示を出す

そして私たちは二手に別れた

ドンが率いる運動ができる組とギルダと私のいる運動が苦手な組

レイが鬼を撒くために別行動をとりしばらく走っていると突然笛のような音が聞こえ皆でその場に留まる

『ぜぇ...はぁ...なんの音？エマ...レイは？』

エマ「レイはあの鬼を何とかするために.....私ちょっと様子見てくる」

そう言ってエマと私達は別行動をとろうとするが確実にエマの様子がおかしい...フラフラしてる

『エマ！』

エマ「え？どうした...の...」

バタッ

『まずい...血が...耳の傷が開いてる...体も熱いし熱もある』

トーマ「どうしよう...エマもレイもこんな...」

『大丈夫よ、私もドンもギルもいる』

とにかくここからすぐに離れてエマの治療をしなきゃ

そう思い前を向くとそこには謎のフードを被った少女が

『え...』

？「こっち、こっちよ」

味方...？助かった...？

『あの！エマを...この子を助けt((「待って！」』

ギルダ「待って、あなたは誰？何者？どうしてこんな所に...？」

『ギルダ...』

？「私はあなたたちの味方」

ドン「！...そんなの信じれるわけ」

『信じましょう！』

ギルダ「A姉...」

『信じます...だからエマを、助けて』