狂犬と事故チュー【今日から俺は！！】 (ページ2)

今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:358,197 hit

＿プロローグって言うやつページ2

今日も京子達と一緒に雑魚潰しに行ったのは良いものの…。

「はぁ…弱ちぃ奴らだったな」

まさかあんなに弱いとは…。

京子ちゃんがガンを飛ばした時、あからさまにビビってんなもは思ったけどさー。

腹に1発でダウンとは思わなかったよ。うん。お姉さんもう少し骨のある奴だと思ってたんだよ。

なのに、あんなに弱いんだもん。京子ちゃんも明美ちゃんも驚きすぎて、なんかすげー顔してたなー。あれは爆笑もんだったけど。

てか、私をが風邪で寝込んでる間に京子ちゃんに彼氏出来てたなんてびっくりだわ。

どんな人か一度会ってみたいなー。私も彼氏ほしい…。

「まだ家に帰るには早いし…どーすっかなー」

京子ちゃん達と別れ、行く宛もない私は、使う事がなかった木刀を肩に担ぎぶらぶら商店街をさまよっていた。

脇道を横切る時にに数人の男と女の子が見えた。気にすることもなく通り過ぎたると後から悲鳴が聞こえた。

何事かと戻って覗くと、3人の男に女の子が取り囲まれて居るではないか！

女の子は嫌がって逃げたい様子だが、男に手を掴まれて逃げれない。

おいおい…これは…よくドラマである展開じゃないですか！

ここでかっこいい男があの女の子を助けてそこからラブストーリーが始まるんだろ？知ってるんだよ私は。

でも今日はラブストーリーにはさせない。だって。

「なーんか、面白そうな事やってるねお兄さん達。私も混ぜてよ」

こんな面白そうな展開、見逃すなんて勿体ないでしょ？

「あ”？なんだよお前？あ”ん？てかお前成蘭のすず、がはっ！」

男が言い終わる前に持っていた木刀を頭めがけて振り下ろした。見事、男の頭にクリーンヒット。男は地面に倒れた。

「て、てめぇ…女だからって容赦しねぇぞ！！」

「ほーん、だったら本気でかかって来いよ…」

さぁ…楽しいパーティーの始まりだ。