* お嬢視点→?視点 ページ5
昼になって馨に誘われ一緒にオムライスを食べていると、馨の電話がなった。
その場で無言で電話に出る馨。
私は気にせずにオムライスを食べてる。
社長『おぉ、それじゃぁフルタイムでガッツリ稼いでもらえんな。』
誰のことかすぐわかった。
きっと村田久美子の事だろう。
フルタイムってことは会社辞めたのか…ざまぁみろ。
辞めた理由何てどうでもいい。
これで利息の回収も楽になるからこっちは嬉しい限りだ。
嬉しくてニコニコしながら食べていると、
社長「何かいい事でもあったの?」
お嬢「いいえ、別に何も。」
社長「ふーん、ニコニコして気持ちわりぃ。」
お嬢「…酷いですよ社長。」
社長「現実だからしかたねぇだろ…置いて帰るぞ。」
お嬢「社長食べるの早いですよ、野菜でも食べててください。」
馨の皿に残されたキャベツの千切りを指さす。
社長「あ“?お前も食ってないだろ。」
お嬢「すみません何でもありません、後5分お待ちください。」
そう言うとちゃんと待ってくれる馨は本当優しいっと思った。
その頃事務所では__?視点
事務所にいた千秋は柄崎の電話の請求の時と、新規の客への対応の変わりように驚いていた。
千秋「切り替えはや!」
高田「プロだかんねぇ。」
柄崎「ん?俺なんかよりお嬢の変わりようの方が凄いぞ。」
電話を置いた柄崎が言った。
千秋「え?どういう事ですか?」
柄崎「今はな、あんなに優しいけどよ、昔は社長ぐらい怖かったからな!」
いや、社長より怖かったかっと付け足す様に言った。
高田「そうなんですか?!」
高田と千秋は驚いて柄崎を見る。
柄崎「お前らから見たお嬢ってどんなイメージだ?」
柄崎が2人に聞くと2人は少し考えると言った。
千秋「私はまだここに来て日は浅いですけど…優しいお姉さんみたいなイメージがあります。」
高田「俺もそれわかるわ!なんか、なんでも出来て、優しくて…いつも笑ってるイメージ!」
2人がそう言うと柄崎は腕を組み首を縦に振った。
柄崎「そうだろ!そう思うだろ!でも昔はそんなんじゃなかった!」
柄崎は急に立ち上がる。
まるで今から演説でも始まるような雰囲気である。
柄崎が口を開きかけたその時、事務所の扉が開いた。
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に - めっちゃいいです〜!旅館!!!最高泣 (2023年1月6日 14時) (レス) @page10 id: ff2ebd9bf8 (このIDを非表示/違反報告)
石田(プロフ) - 数年前の作品ですが…面白すぎるので、更新まってます!! (2021年8月21日 5時) (レス) id: bd475a3e84 (このIDを非表示/違反報告)
#639(プロフ) - オルタさん» 申し訳ありませんでした。さっそくコメントありがとうございます。めっちゃ嬉しいです。頑張ります! (2018年11月14日 22時) (レス) id: 983b451a35 (このIDを非表示/違反報告)
#639(プロフ) - 陸さん» お待たせして申し訳ありません。今日から頑張っています! (2018年11月14日 22時) (レス) id: 983b451a35 (このIDを非表示/違反報告)
#639(プロフ) - 霄さん» お待たせして申し訳ありません今日から再開しました! (2018年11月14日 22時) (レス) id: 983b451a35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:#639 | 作成日時:2017年3月10日 11時