＊ ページ28
『...離してよ』
さっきから抱きしめたまま微動だにしない
ジャック。
ジ｢そうだな。許してくれたら離す｣
『じゃあ許すから離して』
その言葉にジャックはゆっくりAから離れた。
しかし距離は近いまま、ジャックはAの
頬を撫でた。
そのまま顔が近づく。
『っ...！』
キスされる...！と思ったAは反射的に目を
瞑ったが...
『...ぇ？』
なかなかこなく、目を開くと少しでも動いたら
触れてしまいそうな距離でジャックはニヤリと
笑っていた。
ジ｢キスされると思ったか？｣
Aはわなわなと震えてジャックを突き飛ばす。
『やっぱり最低！』
ジャックは叩こうとするAの手を掴んで
言った。
ジ｢キスはしてやる。後で思う存分な｣
『してくれなくていい！』
ジ｢その前に...気づかないか？｣
は？とAはジャックを見る。
ジャックの視線はAの鎖骨辺りにきていた。
Aは自分の胸元を除いたそこには。
『...え...何でこれ...』
そこにはキラリと光るダイヤのネックレスが
かかっていた。
ジ｢似合ってるぜ｣
目に涙をためるA。
『...どこでこれを？これは私の母の形見...』
ジ｢そうだったのか。そりゃ知らなかった｣
といっているが、本当は知ってたジャック。
『もしかしてこれのためにわざわざ...』
ジ｢さぁどうだろうな｣
Aはジャックの肩に手をおいて背伸びをすると
ジ｢...！｣
ちゅっとキスをした。
『...あ、ありがとうジャック...』
真っ赤なAにジャックは照れを隠すように
言った。
ジ｢調子のいいヤツだな｣
Aは笑いながらジャックから離れて
扉へ向かった。
がジャックが腕を掴んで引き寄せる。
ジ｢まだ俺がキスしてない。言っただろ。
思う存分してやるって｣
Aは戸惑ったように目を泳がせたが
小さい声でぼそっと言った。
『...ちゃんとあのキス...消毒してよね...』
ジ｢...ああ。もちろんだ。覚悟しろよ？｣
ジャックは勢いよくAにキスをした。
そのままゆっくり、Aをベッドに押し倒した。
『...んっ...ジャック...』
ジ｢...A...｣
ジャックはAの服に手をかけた。
｢...戻ってこないなAとキャプテン｣
｢ちょっと覗いてみるか？｣
エ｢やめときなさい。ほら出航の準備して！｣
ブラックパール号はゆっくり
夜の闇へと消えていった。
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ポチ - 初めまして。リクエスト今大丈夫でしょうか？ (2018年9月6日 10時) (
レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
レモーン - あやさん» パイレーツの曲は頭に残ってとてもいい曲ですよね！ありがとうございます！ (2017年8月30日 22時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
あや - めっちゃ面白いです戦うとき自然と曲が流れます (2017年8月26日 5時) (レス) id: 8de3a34ee9 (このIDを非表示/違反報告)
レモーン - あゆさん» いいですね！ドキドキしちゃいますね！リクありがとうございます！ (2017年8月7日 23時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - リクエスト失礼します！夢主が１日ジャックのメイドになるって言うのはどうでしょうか？ (2017年8月7日 20時) (レス) id: d87457d5ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモーン | 作成日時：2017年7月16日 2時
